2009年06月01日
株式会社モリサワ(代表取締役社長:森澤彰彦 本社:大阪市浪速区敷津東2-6-25Tel.06-6649-2151 代表)は、ユニバーサルデザインの考えに基づくUD書体の開発ならびに発売のラインナップを、2009年2月の開発表明時でのゴシック体、丸ゴシック体の各6書体に、新たに明朝体3書体、文章組により適しているゴシック体6書体を追加した全21書体とし、今秋に発売いたします。すでにリリースを発表しているゴシック系UD書体と丸ゴシック系UD書体に、これまで開発中だった明朝系UD書体と、新たなバリエーションとして文章組により適しているゴシック系UD書体が加わることにより、より多くの市場ニーズに応え、印刷・出版・公共サイン・Web・携帯電話などの組込み用途といった幅広い業界での利用が期待されます。
今日、ユニバーサルデザインは日常のあらゆる場面で多くのものに取り入れられています。情報を伝え、記録する文字は、その実現の上で大切な要素のひとつです。モリサワは、見やすさ・読みやすさを基本とした書体を開発し続けるという姿勢はかわらず、これまで以上にどんな人にも、どんな状況でもできるかぎり見やすく、読みやすい書体をめざし、「文字のかたちが分かりやすいこと、文章が読みやすいこと、読みまちがえにくいこと」の3つを基本コンセプトとした書体の設計を行っています。
株式会社モリサワ 代表取締役社長 森澤彰彦は 「モリサワには『文字を通じて社会に貢献する』という理念のもと、印刷用書体として永年培ってきた品質が基本にあります。ゴシック系UD 書体・丸ゴシック系UD書体はそれぞれ読みやすさに定評のある新ゴ・新丸ゴをベースにしながら、濁点・半濁点を大きくしたり、文字を手書きのかたちに近づけたりするといったユニバーサルデザインに対応させる工夫を施しており、明朝系UD書体についてはまったく新しく開発を行った書体です。文章組により適したゴシック体は、長めに組んだ文章をより読み易く組めるよう開発しています。ユニバーサルデザインに対応した書体を望む声は非常に多く、モリサワUD書体により印刷物や表示デバイスをはじめ様々な媒体でのUD化が促進されればと考えています」と述べています。
モリサワUD書体ラインナップ
●明朝系UD書体
3書体をリリース(書体名、ウエイトは未定)。
新しく開発している明朝体をベースに開発しています。
●ゴシック系UD書体1
新ゴをベースに、かなや数字などがより判別しやすく、かつ読みやすいものを開発しています。
●ゴシック系UD書体2
漢字は新ゴをベースにしたものに、かなは素直な骨格で可読性の優れた文字として定評のあるゴシックをベースに、すっきりとした文章の読みやすさを実現し、かつ文字の判別がしやすく見やすいものを開発しています。
●丸ゴシック系UD書体
漢字は新丸ゴをベースとし、かなは素直な骨格で可読性の優れた文字として定評のある丸ゴシックをベースに、文字がより判別しやすく、かつ読みやすいものを開発しています。
提供方法
モリサワUD書体は、2009年秋にMORISAWA PASSPORTで提供をいたします。MORISAWA PASSPORTご契約ユーザ様にはアップグレードキットとして無償で同時期にご提供いたします。(MORISAWA PASSPORT以外の製品での提供は現在未定です。)※組込み用UD書体はMORISAWA PASSPORTには含まれません。
フォーマット:OpenTypeフォーマット
文字セット :Adobe-Japan 1-4準拠