数式

学参物や学術書、論文集、学協会誌などでは、緻密で高品質な組版が要求されます。数式オプションでは、入力編集作業を効率的に行える「数式エディタ」機能と「専用数式フォント」が利用でき、クライアントの高い要望に応えることができます。


数式エディタ

数式エディタは、MC-Smartのプラグインソフトウェアです。インストールすることにより、MC-Smartに数式機能が追加されます。従来からモリサワの組版ソフトで実現している数式組版品質の高さは、すでに広く学参物・学術書制作の分野で評価されてます。MC-Smartの数式組版は、その仕上がり品質の高さを継承し、さらに誰でもが容易に数式編集を行える操作性を充実させています。

主な機能

  • 数式組版:分数、ルート、上付/下付、総和・積分、行列、ベクトル、上下弧、拡大括弧、罫巻き
  • 数式パラメータ:上付/下付、分数(上付/下付)、根号(上付/下付)、行列、インテグラル(上付/下付)、大型記号(上付/下付)、記号、線と弧、括弧、縦線、文字、行間、数式カーニング
  • 数式文字:Light/Regular/Bold、Roman/Italic、ラテン/ギリシャ/数字記号
  • リボンパネル:編集(編集・数式設定)、数式スタイル、文字(数式揃え、長い矢印、スペース、アクセント)、字種、表示

数式フォント

MC-Smartでは、数式組版のための専用のフォントを3種類ご用意しております。3種類とは、数式フォント(Type1互換数式)、数式フォントII(標準数式)、数式フォントII-G Type(標準数式G)です。各フォントはそれぞれデザインが異なっておりますので、用途に合わせてご利用ください。

Type1互換数式フォント

旧電算写植時代の数式フォントを利用可能にしました。ウエイトは「Regular」「Bold」の2種類があり、それぞれ立体とイタリック体をご用意しております。 数式揃えや数式イタリックなどの機能の一部が利用できない制限があります。

数式フォントII

OpenType フォントフォーマットベースの数式フォントです。和文の従属欧文と混在しても違和感のないデザインとしております。ウエイトは「Light」「Regular」「Bold」の3種類があり、それぞれ立体とイタリック体をご用意しております。

数式フォントII-G Type

OpenType フォントフォーマットベースで中学・高校の教科書や参考書等でご利用いただくことを目的として、学参系の出版社などにご意見を頂戴しながら開発をおこないました。字形については、一文字一文字に表現力を持たせることで、読みやすく誤読のないしっかりとしたデザインとしました。ウエイトは「Regular」「Bold」の2種類があり、それぞれ立体とイタリック体をご用意しております。

主な機能

  • 利用可能な数式機能
Type1互換数式フォント 数式フォントII/II-G Type
分数
ルート
上付き・下付き
行列
約物指定
行・列区切り罫不可
ベクトル
括弧類不可
アクセント ×
罫巻き・文字合成 ×
数式揃え ×
打ち消し線 ×
数式パラメータ
ドキュメントでの
パラメータ管理は1つのみ

複数のパラメータ管理が可能
/特定箇所での設定可能
数式イタリック ×
数式カーニング ×

主な仕様

  • 数式フォント(Type1互換)

    種類:Regularローマン/Regularイタリック/Boldローマン/Boldイタリック
    字形数:2,463字形
  • 数式フォントII

    種類:Lightローマン/Lightイタリック/Regularローマン/Regularイタリック/Boldローマン/Boldイタリック
    字形数:4,629字形
  • 数式フォントII-G Type

    種類:Regularローマン/Regularイタリック/Boldローマン/Boldイタリック
    字形数:2,592字形

製品構成

  • 数式フォント
    3種類:数式フォント(Type1互換数式)、数式フォントII(標準数式)、数式フォントII-G Type(標準数式G)