Interview
社員インタビュー

2008年入社

デザイン企画課 課長代理

阪本 圭太郎

モリサワの文字を世界に。
国境を越えて、世界で利用されるフォントをつくる。

現在の業務内容について

新しいフォントの企画立案、そのための市場調査、書体に関する情報発信をはじめ、国内だけでなく海外でのブランディング活動を行なっています。

ひとつのフォントの開発には多くの年月を必要とします。リリースされる際に、市場のニーズとズレがないよう、数年先のトレンドを見据えて潜在需要を探りながら、複数のプロジェクトを確実に完了できるように日々デザイナーとコミュニケーションをとっています。

書体のリリース時には、新書体だけをまとめた特別な見本帳を私のチームで企画・発行し、多くの利用者の方に書体の魅力をお伝えできるよう努めています。また、新しい書体デザインを募集するタイプデザインコンペティションを開催し、ご応募いただいた国内外のデザイナーの方と一緒に新しい書体を作り出すこともあります。

最近では、書体やフォントについての取材をお受けしたり講演をする機会が増えてきており、その対応も私のチームの重要なミッションです。書体の作り方やトレンドなどをお話しすることを通じて、当社の活動についても知っていただくきっかけとなっています。日本に比べて海外では、書体関連のイベントが盛んなところが多く、そのような場面で日本語のお話をすると、文字の種類や数の多さなど、私たちの日常では当たり前のことにもたくさんの興味深い質問が上がり、とても新鮮に感じられます。

仕事のやりがい

当社は、『フォントのモリサワ』として知られていることが多いと思いますが、フォントを生み出すための書体デザインに深く関わっていることが一番のやりがいです。自分やチームが関わった書体を街中で見つけた時には大きな達成感があります。新しい書体のリリース後、誰が一番最初に使用事例を見つけられるか、デザイナーと一緒になって競争することも楽しみの一つです。

書体のデザインに責任を持つチームということもあり、社内の様々なイベントや発行物にも企画の段階から関わっています。イベントに来てよかった、こんな冊子が欲しかった、という声を耳にすると、それまでの苦労も報われ、次は何をしようかという挑戦の意欲も生まれてきます。

これからのビジョン

世界中の人々に私たちのフォントに触れていただくことが大きな目標となっています。

当社の書体ラインナップは日本語だけにとどまりません。150以上の言語に対応するオリジナルの欧文書体をはじめ、中国語や韓国語も年々バリエーションを増やしています。さらに、中東、南アジア、東南アジアの言語に対応した書体もリリースしており、言語や用途を超えて当社書体を利用いただけるようになっています。

書体はよく、使う人の“声”と例えられます。お客様の製品や様々な取り組みを伝える声となる書体を、世界中の言語で表現できるよう、国内外のデザイナーの皆さんと一緒に取り組んでいきたいと思っています。