代表からのメッセージ

ページメニュー
代表からのメッセージ

「モリサワの文字」を支える三本柱

モリサワは社是である「文字を通じて社会に貢献する」という経営理念のもと、常に文字とともに歩み、文字文化に貢献してまいりました。

1924年、モリサワの画期的な発明「写真植字機」は500年に及ぶ活版印刷の歴史を塗り替え、印刷技術に新たな基準を創り出しました。

1987年にはアドビ 社と契約を締結、パソコン環境に適応したデジタルフォント(日本語ポストスクリプトフォント)の開発に取組んだことは、当社にとって大きなターニングポイントとなりました。

長い歴史に裏付けられた伝統と、新しいものを積極的に取り入れる柔軟さの両方を持ち合わせていることが、当社の強みです。ビジネスの中核をなす三本柱にも、この両方が活かされています。

まず、文字の見やすさ、美しさを追求する「フォント開発」。近年では、日本語に限らず、グローバルに事業を展開されている多くの企業様からのご要望に応じて、海外の言語も積極的に開発しています。二つ目は、印刷物などの製作から配信までをより便利にするための「ソフトウェア開発」。文字とその周辺の組込み・Web・情報配信ツールなどのあらゆるフィールドに活躍の場を拡げています。三つ目は、お客様の悩みを解決する「ソリューション」。技術力をもつメーカという強みを活かして、長年培ってきたノウハウでお客様をサポートする付加価値そのものです。

「文字文化の継承発展のため、市場変革に敏感に対応するとともに、新たなビジネス、新しい顧客の創造に挑戦する」という経営基本方針のもと、殻を破る勇気と自由な発想力が、今後のビジネスにますます必要になると考えています。そしてこれこそが、モリサワの変わらぬ姿勢であり、未来に向けてあるべき姿だと信じております。

代表取締役社長

森澤 彰彦