欧文フォントへのこだわり

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欧文フォントへのこだわり

グローバルなコミュニケーションには欠かせない欧文書体

モリサワなら、英語やフランス語、スペイン語などに使われるラテンアルファベットはもちろん、ギリシャ語やロシア語などに使われるギリシャ文字やキリル文字に対応したフォントが揃い、世界各地域の文化やトレンドに寄り添った情報発信を実現します

幅広いデザインバリエーションは国内外の経験豊富なデザイナーの手によるもので、モリサワの和文書体と合わせて用いれば、新鮮な表情を作り出すことができます。

独自規格の文字セット「PE」は151言語、「Pro」は98~100言語に対応します。

英語やフランス語、スペイン語などアルファベット主体の言語に使用するフォントの総称。これに対し、日本語を使用しているフォントは和文フォントということがあります。

欧文書体の文字セット「Pro」と「PE」について


代表ラインナップ

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Clarimo UD PE

優れた可読性を持つUDシリーズ。151言語をカバー

可読性を重視したシンプルで汎用性の高いサンセリフ書体です。多言語表現を可能にする独自規格「PE」(汎ヨーロッパ)の文字セットを採用しています。和文、簡体字、繁体字およびハングルをカバーする「UD新ゴ」シリーズとの併用で高い親和性を発揮し、本文から見出しまで幅広い用途でご利用いただける、8つのウエイト展開です。

文字セット
PE(ラテンアルファベットに加えキリル文字、ギリシャ文字、ベトナム語をカバーする151言語)
ウエイト
ExtraLight / Light / Regular / Medium / DemiBold / Bold / Heavy / Ultra / ExtraLight Italic / Light Italic / Italic / Medium Italic / DemiBold Italic / Bold Italic / Heavy Italic / Ultra Italic
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Citrine Pro

オールドスタイルの和文(A1ゴシック)と調和した欧文書体

20世紀初頭の活字から影響を受けたサンセリフで、明るく幾何学的な要素を取り入れつつも、レトロで優しい風合いをもつヒューマニストサンセリフを目指して作成されました。A1ゴシックとの和欧併記を目的に作られ、墨だまりや角丸処理といった共通のエレメントを採用しています。

文字セット
Pro(ラテンアルファベットを用いる98言語)
ウエイト
Light / Light Italic / Regular / Italic / Medium / Medium Italic / Bold / Bold Italic
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Sharoa Pro

シンプルで温かみのある表情のヒューマニストサンセリフ

明快なエレメントに、やや広めのカウンターを採用したヒューマニストサンセリフです。10ウエイトで構成される豊富なウエイト展開に加え、スモールキャップや数字のバリエーションが搭載されており、本格的な本文組版にも対応可能です。なお本書体のデザインは、あおとゴシックの欧文エリアでも採用されており、同書体との併記利用にも最適です。

文字セット
Pro(ラテンアルファベットを用いる98言語にベトナム語、グアラニ語を加えた100言語)
ウエイト
UltraLight / UltraLight Italic / ExtraLight / ExtraLight Italic / Light / Light Italic / Regular / Italic / Medium / Medium Italic / DemiBold / DemiBold Italic / Bold / Bold Italic / ExtraBold / ExtraBold Italic / Heavy / Heavy Italic / Ultra / Ultra Italic
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Lutes UD PE

クリアですっきりとした印象のセリフ書体

デジタルデバイス上での視認性に配慮した、ローコントラストでありながらもクリアですっきりとした印象のセリフ書体です。151言語に対応し、ラテンアルファベットだけでなく、キリル文字、ギリシャ文字、ベトナム語用文字を収録しています。多言語の揃うUD黎ミンシリーズと併用すればさらに幅広い言語に対応します。

文字セット
PE(ラテンアルファベットに加えキリル文字、ギリシャ文字、ベトナム語をカバーする151言語)
ウエイト
Light / Light Italic / Regular / Italic / Medium / Medium Italic / Bold / Bold Italic / ExtraBold / ExtraBold Italic / Heavy / Heavy Italic

Role

200書体を誇る欧文スーパーファミリー

4つのスタイル(serif, sans, slab, soft)と、Text(本文用)、Display(小見出し用)、Banner(大見出し用)の3つのサイズシーンに最適化されたデザインのバリエーションを持ち、各書体最大9つのウエイトが用意されたスーパーファミリーを構成します。

すべての書体は、「誠実さ」と「安定感」をコアイメージとし、Serif は「エレガント」、Sans は「クリーン」、Slab は「力強さ」、Soft は「親しみやすさ」といったスタイル固有の特徴や印象を繊細に表現することができます。

Roleをより深く知る

世界的な書体デザイナー、マシュー・カーター氏をメインデザイナーに迎えて、Shotype Designの岡野邦彦氏、本プロジェクトのために特別に立ち上げられた、モリサワの4名のタイプデザイナーからなる欧文書体チームによるコラボレーションワークで制作されました。
Roleは米国デザインメディア『PRINT』の制定書体に採用されています。

The Designer’s Role (マシュー・カーター氏による講演・英語)

声色のタイポグラフィ(ATypIでの講演・日本語)

Occupant Fonts

Occupant Fontsは、タイプデザイナーのサイラス・ハイスミスがリードする書体ライブラリです。
見る人の心をつかむバラエティ豊かな書体が揃い、世界中に多くの顧客を持っています。

Occupant Fonts

モリサワでは、2017年にアメリカにおける欧文書体開発拠点として「Morisawa Providence Drawing Office(モリサワ・プロビデンス・ドローイング・オフィス)」を構え、現地事情に精通したデザイナーとともにスピーディかつ高品位な書体開発を行っています。

Cyrus Highsmith

サイラス・ハイスミス プロフィール
Cyrus Highsmith

書体デザイナーであり、教師、著者そしてグラフィックアーティストである。
何十ものオリジナル書体を開発し、長年にわたりFont Bureau社にてシニアデザイナーとして従事する。ロードアイランド・スクール・オブ・デザイン(RISD)でタイポグラフィーを教える。世界各国で高く評価され翻訳されている「Inside Paragraphs: Typographic Fundamentals」の著者であり、イラストも手がけた。
2015年には、タイプデザイン、タイポグラフィー、そしてその教育における多大な貢献に対してGerrit Noordzij賞を受賞する。同年、書体開発を行うOccupant Fontsと氏のイラストレーターとしての活動を担うOccupant PressからなるOccupant LLC.を設立した。

Occupant Fontsをご利用いただくにはType Network(海外サイト)でご購入いただけるほか、お問い合わせよりご連絡ください。

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