モリサワが提供する簡体字・繁体字、ハングル、ラテン文字は、汎用性や利便性の高い文字セットに準拠しています。
繁体字の文字セット
モリサワが提供する繁体字はAdobe-CNS1-0・Adobe-CNS1-3・Adobe-CNS1-6に準拠しています。これは繁体字を使用する地域で最もよく利用されているBig-5、HKSCSをカバーしています。(Big-5は1984年に5大パソコンメーカーが共同で共通のコード体系を策定したので、Big5の名が付けられました)HKSCS(香港追加文字セット)は香港政府がBig-5コードを元に拡張させた文字セット標準で、現在香港の中国語情報交換コードの標準となっています。香港の地名、人名用漢字、広東語用文字、異体字、ごく少数の簡体字、ひらがな、カタカナおよび、ロシア語のキリル文字など、香港で一般に使用される文字・符号が含まれています。 B5HKは、Adobe-CNS1に準拠するサブセットを採用した、モリサワ独自の繁体字文字セットです。 繁体字を使用する地域で最もよく利用されているBig5に加え、香港用の追加文字セットであるHKSCSの中から使用頻度の高い文字を収録しています。収録文字数は17,323文字です。
繁体字 | Adobe-CNS1-0 (14,099字) |
Adobe-CNS1-3 (18,846字) |
Adobe-CNS1-6 (19,156字) |
Adobe-CNS1-7 (19,179字) |
B5HK (モリサワ独自規格) (17,323字) |
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Big5-1984 (13,461字) |
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HKSCS-1999 (4,702字) |
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HKSCS-2008 (5,009字) |
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HKSCS-2016 (5,033字) |
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※1 HKSCS-1999ーHKSCS-2016より使用頻度の高いグリフを搭載
簡体字の文字セット
モリサワが提供する簡体字はAdobe-GB1-0・Adobe-GB1-1・Adobe-GB1-4に準拠しています。現在中国で最も普及している文字セットGB2312-80とGB18030-2000をカバーしています。1980年に漢字文字コード(文字セット)規格「資訊交換用漢字編碼字符集基本集」(GB2312-80/7,445字)を公布、2000年にGB18030-2000/28,427字「情報交換用漢字エンコード基本集の拡張」が公布され、それぞれ国家標準となりました。GBとは国家標準のピンイン発音(Guojia Biaozhun)の頭文字の略です。
簡体字 | Adobe-GB1-0 (7,717字) |
Adobe-GB1-1 (9,897字) |
Adobe-GB1-4 (29,064字) |
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GB2312-80 (7,445字) |
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GB12345-90 (7,583字) |
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GB18030-2000 (28,427字) |
ハングルの
文字セット
モリサワが提供するハングルはAdobe-Korea1-2に準拠しています。これは韓国で最も普及している文字コードKS X 1001(旧KS C 5601)(通称KSコード)をカバーしています。
ハングル | Adobe-Korea 1-2 (18,352字) |
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KS X 1001- (8,224字) |
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ラテン文字の
文字セット
幅広い地域の言語に対応した書体を、用途に合わせてお選びいただけます。
ラテン文字 | Adobe Latin 1 | Pro ラテンアルファベットを用いる100言語をサポートする独自規格 |
PE Proがカバーする言語に加え、ギリシャ文字やキリル文字を含む151言語をサポートする独自規格 |
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