簡体字と繁体字
適切な書体選びで、
効果的な情報発信を
簡体字と繁体字はいずれも中国語を表記するためのものです。簡体字は中華人民共和国、シンガポール、マレーシアで主に使われ、繁体字は台湾、香港、マカオなどで使用されている文字です。
Webサイトや掲示物、機器、ゲームなど、日本で中国語を使った表示を必要とする場合も、簡体字と繁体字を適切に使用することで、伝えたい相手に合わせた、正確な情報伝達が可能になります。
モリサワでは、定番書体の言語展開からArphic Typesのユニークなライブラリまで、バラエティ豊かな中国語フォントを多数揃えています。
日本語と調和する
ラインナップ
媒体やサイズを問わずわかりやすい、ユニバーサルデザインのゴシック体
細い横画を使いやすい太さに設計した、ユニバーサルデザインの明朝体
統一感のある多言語展開を、デザイン書体でも
製品・ソリューションから選ぶ
中国語フォント
Morisawa Fonts
スタンダードプラン※
その他製品プラン
※ Morisawa Fontsはプランによってご利⽤可能な書体が異なります。
Arphic Typesで広がる
中国語バリエーション
Arphic Types(アーフィック タイプス)は、1990年に台湾・台北で設立されたフォントメーカーです。繁体字フォントにおいて400書体以上、簡体字フォントが300書体以上、欧文フォントや日本語、韓国語、その他多言語フォントの開発実績もあります。
ベーシックな基本書体やグローバル展開のあるユニバーサルデザイン(UD)書体、トレンドを押さえたデザイン書体など幅広い書体ラインナップで中国語の表現をより豊かにします。
正しく使う
日本語と中国語の大きな違いは、句読点の位置や約物の使い方です。
簡体字の句読点の位置は日本式の「。」と同様で仮想ボディの左下になりますが、繁体字は伝統的には仮想ボディの中心に配置します。ただし、近年では日本と同じように右下に配置することもあります。
また句点には日本語と同じく「。」(マル)を使いますが、読点には「,」(カンマ)を使います。
このような日本語以外の多言語組版の基礎ルールについて、モリサワの公式noteでご紹介しています。
モリサワ公式note
多言語組版ルールブック
知っているようで実はあまり知らない、日本語以外の多言語組版について、基礎ルールが学べる記事をまとめています。
組込み製品
中国に輸出する製品や中国で販売する製品に中国語フォント(簡体字)を搭載する場合は、中国の国家標準規格であるGB規格に準拠したフォントを使用する必要があります。
モリサワが提供する製品組込み用の中国語フォントに関する詳しい情報は、こちらをご覧ください。
中国語フォントで
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フォントの部分カスタマイズやコーポレートフォントとしてのご利用などのご相談にも対応しています。