強制標準準拠の客観性担保のため検査を受検

モリサワは強制標準であるGB規格準拠の客観性担保のため、中華⼈⺠共和国の教育部が認めた検査および確認機関である国家語委語⾔⽂字規範標準測査認証中⼼（以下語委）の検査を受けています。

製品サービスに応じた実現等級

GB規格（GB18030-2022）においては、簡体字フォントを組み込む製品やサービスに応じて実現等級がそれぞれ規定されています。（表 実現等級概要参照）多くは実現等級2に該当しますが、個別の製品の実現等級についてはお問い合わせください。

実現等級概要

• 本国家標準は、中国語などの処理・交換機能を備えた技術製品（ソフトウェア製品・ハードウェア製品）に適用されます。
• システムソフトウェアおよびサポートソフトウェアは、オペレーティングシステム、データベース管理システムおよび中間ファイルを含みます。
• 政府サービスおよび公共サービス業とは国家機関、インフラ、金融業などが該当します。個別製品についてはお問い合わせください。

中国語フォントに関する強制認証制度は存在しません

中国には認証認可活動の規範化により、製品およびサービスの質と管理⽔準の向上を狙いとして制定された、中華⼈⺠共和国認証認可条例という法律が存在します。この法律に基づき、家電製品や⾃動⾞部品など特定の製品を販売するにあたり、権限のある認証機関による認証が必要となる場合があります。しかし、アウトラインフォントおよびビットマップフォントに関しては、現時点でそのような認証は必要とされていません。

• GB規格と認証機関による認証制度は異なります。