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モリサワ 韓国チョロンテック社の全書体と米国Occupant LLC.の全書体ライセンスおよびブランドを買収

株式会社モリサワ(代表取締役社長:森澤彰彦 本社:大阪市浪速区敷津東2-6-25 Tel.06-6649-2151 代表、以下モリサワ)は、韓国 チョロンテック株式会社(代表:パク・ゾンヨン、以下チョロンテック)の全書体を取得し、米国フォントメーカOccupant LLC.(代表:サイラス・ハイスミス)のフォント事業およびブランドを取得することを発表します。

1993年設立のチョロンテックは、デジタルフォント並びに印刷機器向けソフトウェアの開発を手がけ、全380書体のフォントを保有しています。タイトルや看板に特化した書体のほか、一般市場、広告、出版、放送に広く提供されています。

Occupant LLC.は2015年に設立され、サイラス・ハイスミス氏によるフォント、書籍、絵画などの制作と販売を行なっています。同社のフォントは本文や見出し用途で定評のあるオーソドックスなものから、版画家や絵本作家としても活躍するハイスミス氏の個性を活かしたものまで、全544書体あります。

それぞれの書体は、今後モリサワの製品やサービスでご利用いただけるようになります。

チョロンテックの書体

親しみやすいキャラクター、ユニークなアイデアの書体で一般市場、広告、出版、放送局などにさまざまな分野で使われています。特に、看板や贈答用の熨斗書きにおいて無くてはならない存在です。古くから業界のニーズに応じて書体のカスタマイズを行い、利用者から高い信頼を得ています。また、韓国で初めて書道家との共同作業によるオリジナルフォントをリリースし 、多くの場面で使われています。

Occupant LLC.の書体

代表書体のAntennaに見られる穏やかさと細やかさは、従来のサイラス・ハイスミスの作品とは一線を画するもので、文字間のスペースや個々の文字の空間に見られる形の繰り返しとバリエーションは、彼の新しい発想によるものです。Antennaは、イタリックを備えた7つのウエイトで、字幅の違いが4段階あり、見出しから本文まで幅広いリズムを生み出します。2007年にリリースされてから、多国籍企業、大手フィルムフランチャイズのウェブサイトや世界中の新聞と雑誌で採用されています。ブランディングやヘッドライン、読者を物語に誘うシーンに適しています。

●本件に関するお問合せは
株式会社モリサワ 東京本社
広報宣伝部 広報宣伝課
Tel:03-3267-1318 Fax:03-3267-1367
〒162-0822 東京都新宿区下宮比町2-27
E-mail:pr@morisawa.co.jp