モリサワ Webフォントサービス「TypeSquare」で文字詰めに対応
株式会社モリサワ(代表取締役社長:森澤彰彦 本社:大阪市浪速区敷津東2-6-25 Tel.06-6649-2151 代表、以下モリサワ)は、Webフォントサービス「TypeSquare」で、モリサワフォントを含む配信中のWebフォントが文字詰めに対応したことを発表します。
これにより、個々の文字幅に合わせて再調整を行う「プロポーショナルメトリクス」や、全角の約物を半角幅に再調整する「字幅半角メトリクス」を利用でき、一文字ずつ調整することなく文字間の幅を調整できます。適切な字間調整を行うことで、見出しなどで引き締まった印象を与えることができ、Webページ上でのタイポグラフィ表現の幅が広がります。
この文字詰めは、特別なスクリプトなどを必要とせず、CSSの標準的な仕様である「font-feature-settings」を用いて利用できます。すでにTypeSquareを利用している場合、文字を詰めたい箇所にCSSの値を設定することで、文字詰めが適用されます。
プロポーショナルメトリクスの例
字幅半角メトリクスの例
文字詰めに対応しているフォント
モリサワ:日本語515書体
SCREEN GP:日本語40書体
※ 陸隷では半角の約物調整のみご利用いただけます。
※ 対応フォントは順次拡張していきます。
ブラウザのサポート状況
Internet Explorer 10以降
OS X10.11以降のSafari 9.1以降(一部制限があります)
Firefox 15.0以降
Chrome 21.0以降
Microsoft Edge
スマートデバイス環境:
iOS 9.3.3以降のSafari(一部制限があります)
Android 4.4以降のAndroidブラウザ
(2016年8月22日現在)
詳しい対応状況は各ブラウザのサポート情報を参照ください。
文字詰めの詳しいご利用方法は、TypeSquareブログをご覧ください。