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モリサワ Adobe Creative CloudのTypekitにタイプバンクの10書体を新たに提供

株式会社モリサワ(代表取締役社長:森澤彰彦 本社:大阪市浪速区敷津東2-6-25 Tel.06-6649-2151 代表、以下モリサワ)は、グループ会社である株式会社タイプバンク(代表取締役:中村信昭 本社:東京都新宿区下宮比町2-28)のタイプバンク書体10書体を、新たにAdobe Creative CloudのTypekitサービスに提供することを発表します。

モリサワは、2015年10月よりモリサワ書体およびタイプバンク書体をTypekitに提供し、最も信頼されているデザインプラットフォームであるCreative Cloudを通して世界中に日本語フォントの提供をしています。今回新たに提供する書体は、第三者学術機関による読みやすさの研究結果を取り入れた、ユニバーサルデザイン書体「TBUDシリーズ」や、1960年代から70年代に一世を風靡したタイポスの漢字デザイン書体「漢字タイポス48」など計10書体です。

 

■提供書体
 漢字タイポス 48/412
 TBUDゴシック R/B/H
 TBUD丸ゴシック R/B/H
 TBUD明朝 M/H

漢字タイポス 48/412(上から)

1960~70年代に一世を風靡したデザイン書体、タイポスの漢字デザイン書体です。1968年グループ・タイポの機関誌に発表されて以来、時代とともに進化し、2008年に初めてフォント化されました。40年経ったいまもなお新しく、キュートでコケティッシュな表情は多くのファンを魅了しています。

 

TBUDゴシック R/B/H (上から)

TBUDゴシックは、見やすさとバランスが両立したユニバーサルデザイン仕様のゴシック体です。漢字は文字を判別しやすくするため、線が密集する部分のハネやゲタをあえて省くなどの工夫がされています。ただ字面を広げるのではなく、文字自身が持つフォルムを保つように設計され、かなは文章のリズムをよくするため漢字に対して小ぶりに作られているのが特徴です。

 

TBUD丸ゴシック R/B/H(上から)

TBUD丸ゴシックは、やわらかい骨格と親しみやすい表情を備える書体で、TBUDゴシックと同様にアクセシビリティが重要視される公共サイネージのような環境にも最適です。

 

TBUD明朝 M/H (上から)

 TBUD明朝は、格調高い明朝体のデザインを保ちながら、見やすさ、読みやすさを実現した書体です。一般的な明朝体は横線が細くデザインされているため、ロービジョンの方や距離の離れたディスプレイ表示などでは読みにくいことがあります。TBUD明朝の横線の太さは、縦横の太さが同じボリューム感を持つように設計され、ディスプレイ表示でもはっきりと文字が表記されます。

 

●本件に関するお問合せは
株式会社モリサワ 東京本社
広報宣伝部 広報宣伝課
Tel:03-3267-1318 Fax:03-3267-1367
E-mail:pr@morisawa.co.jp
〒162-0822 東京都新宿区下宮比町2-27