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モリサワ 第12回モリサワ文字文化フォーラム 「文字とデザイン Vol.4」開催のお知らせ

2013年12月25日

株式会社モリサワ(代表取締役社長:森澤彰彦 本社:大阪市浪速区敷津東2-6-25 Tel.06-6649-2151 代表、以下モリサワ)は、第12回モリサワ文字文化フォーラム「文字とデザイン Vol.4」を2014年1月24日(金)に開催することを発表します。
 第12回目を迎えるモリサワ文字文化フォーラム「文字とデザイン Vol.4」では、3つのセッションで構成します。まずセッション1ではグラフィックデザイナーの杉崎真之助氏による「やわらかいタイポグラフィ」。続いてセッション2では、タイプデザイナーの鳥海修氏による「私の活字(書体)の作り方・考え方」。セッション3では、タイプデザイナーのサイラス・ハイスミス氏による「Inside Paragraphs 欧文タイポグラフィの基本」と、各分野を代表される方々によるセッションをご用意します。

第12回モリサワ文字文化フォーラム「文字とデザイン Vol.4」
講 師:杉崎真之助氏(グラフィックデザイナー)
    鳥海 修氏(タイプデザイナー)
    サイラス・ハイスミス氏(タイプデザイナー)
日 時:2014年1月24日(金)13時30分~17時(開場13時)
場 所:モリサワ本社4F大ホール 大阪府大阪市浪速区敷津東2-6-25
参加費:無料
定 員:150名
主 催:株式会社モリサワ
後 援:社団法人 日本グラフィックデザイナー協会

» 申 込:2014年1月10日(金)13時より、Webにて申込受付開始

■ プログラム

13時30分~14時30分 セッション1
杉崎真之助氏:「やわらかいタイポグラフィ」
杉崎真之助(すぎさきしんのすけ)氏のプロフィール
デザインを、感動を創造するために情報を構築するプロセスと捉え、明快で良質なコミュニケーションの実現をめざす。一貫したデザイン理念で文化関連から企業のブランディング、空間計画まで、幅広く活動。新しい試みを精力的に発表し、ドイツ、中国、香港、台湾をはじめ、国内外の美術館、大学で多くの展覧会や講演を行う。ニューヨークADC特別賞、ニューヨークTDC優秀賞、HKDAアジアデザインアワード銀賞、台湾国際グラフィックデザイン銀・銅 賞、日本タイポグラフ年鑑ベストワーク賞、グッドデザイン賞の他、国際コンクールで数々の賞を獲得。作品はハンブルク美術工芸博物館など、ヨーロッパ、北 米、アジアなどで数多くコレクションされている。作品集に Impression Architecture(印象の構造)他がある。SHINNOSKE DESIGN代表、大阪芸術大学デザイン学科教授、国際グラフィックデザイナー連盟(AGI)会員。

14時45分~15時45分 セッション2
鳥海 修氏:「私の活字(書体)の作り方・考え方」
鳥海 修(とりのうみおさむ)氏のプロフィール
1955年山形県生まれ。多摩美術大学GD科卒業。1979年株式会社写研入社。1989年に有限会社字游工房を鈴木勉、片田啓一の3名で設立。現在、同社代表取締役であり書体設計士。大日本スクリーン製造株式会社のヒラギノシリーズ、こぶりなゴシックなどを委託制作。一方で自社ブランドとして游書体ライブラリーの游明朝体、游ゴシック体など、ベーシック書体を中心に100書体以上の書体開発に携わる。2002年に第一回佐藤敬之輔顕彰、ヒラギノシリーズで2005年グッドデザイン賞、2008東京TDCタイプデザイン賞を受賞。京都精華大学特任教授。

16時~17時 セッション3
サイラス・ハイスミス氏:「Inside Paragraphs 欧文タイポグラフィの基本」
サイラス・ハイスミス氏のプロフィール
1997年ロードアイランド・スクール・オブ・デザイン(RISD)を卒業、フォントビューロー社入社。上級デザイナーとして新しいタイプ・シリーズの開発に関わる。RISDでタイポグラフィーを教える傍ら米国、メキシコ、ヨーロッパで講演やワークショップを展開。2001年、「プリント」誌のニュービジュアルアーティスト・レビューに特集される。PrensaとRelayが国際タイプデザイン・コンペティションのBukva:Razで受賞。米国やヨーロッパで作品展を行っている。雑誌「マーサ・スチュアート・リビング」、「ザ・ソース」、「メンズヘルス」、「プレイボーイ」(スペイン語版)、「ローリングストーン」、「モントリオール・ガゼット」(カナダ)、「ザ・サンデイ・インディペンデント」(ロンドン)に彼の書体が特集される。「ラ・プレンサ・グラフィカ」(エルサルバドル)、「エル・ユニバーサル」(メキシコシティ)の書体をデザイン。2002年、ウォールストリートジャーナル紙の新しいヘッドライン・シリーズを制作、社の伝統的な文字に複雑な現代のニーズを見事に組合せたと高く評価された。仕事の領域は多岐にわたるが、何よりも製図工であることに誇りを持つ。製図はライフワークとして情熱を傾け、エネルギッシュなイラスト的アプローチと文字によるコミュニケーションをうまく組み合わせ、独自のデザイン書体を広げている。ウェディング招待状のカリグラフィと産業向けの力強いサンセリフ文字デザインの全くかけ離れた領域の仕事を軽々とこなす。

「モリサワ文字文化フォーラム」とは

印刷/Web/出版/デザイン業界の方々を対象とし、「文字文化」への探究心を新たな世代へ受け継がせる事業の一環として、また業界活性化を目指す事業の一環として設立しました。当フォーラムは、今後も幅広い視野のもと定期的に活動を行っていきます。

● モリサワ文字文化フォーラムに関するお問合せは
 株式会社モリサワ モリサワ文字文化フォーラム事務局
 Tel.06-6649-3311 Fax.06-6649-2157
 〒556-0012 大阪府大阪市浪速区敷津東2-6-25
● 本件に関するお問合せは
 株式会社モリサワ 東京本社 宣伝企画課
 Tel.03-3267-1233 Fax.03-3267-1536
 〒162-0822 東京都新宿区下宮比町2-27
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