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Microsoft Windows 更新プログラム「KB2753842」を起因とする問題のお知らせ

2012年12月19日

[現象]

2012年12月12日以降にWindows Updateを行ったPC環境において、モリサワソフトウェアの組版処理で文字修飾等を利用したり、Type1形式のフォントを利用することにより、表示や出力が異常になる。

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更新:2012年12月25日付で解消方法を記載いたしました。
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Microsoft Windows Updateを起因とする問題の解消方法

[推測される原因]

今回のWindows Updateで更新プログラム「KB2753842」が適用されましたが、これはWindows OpenType Fontドライバーの更新プログラムとなっております。
 
この更新プログラム「KB2753842」を起因とし、PostScript系のフォントの表示や出力の処理に影響が生じたものと考えられます。
なお、Microsoft社においても、本更新プログラムの問題を認識し、調査中であるとの内容がサポート技術情報 2753842 に追記公開されました。

http://support.microsoft.com/kb/2753842

[参考]

以下に本更新プログラムの情報が記載されています。

http://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bulletin/MS12-078

[対応策]

導入された該当のWindows Updateセキュリティ(KB2753842)をアンインストールすることで本問題の解消事例が報告されています。
アンインストール方法はWindowsのバージョンで異なりますので、それぞれの方法を以下に記載します。(表示される名称は一部異なる場合がございます)

 〔Windows XP〕
「コントロールパネル」より「プログラムの追加と削除」を開きます。
画面が開いたら、まず「更新プログラムの表示」のチェックをONにします。
一覧より「Windows XP セキュリティ更新(KB2753842)」を選び、「削除」ボタンを押します。

 〔Windows Vista/7〕
「コントロールパネル」より「プログラムと機能」を開きます。
画面が開いたら「インストールされた更新プログラムを表示」を選びます。
一覧より「Microsoft Windows(KB2753842)のセキュリティ更新プログラム」を選び、メニューボタンまたは右クリックの「アンインストール」を選びます。

[補足]

※上記対策により生じた結果については、

弊社では、責任を負いかねますので、 あらかじめご了承ください。

※当該更新プログラムのアンインストールの実施はお客様がご判断ください。