MVP導入事例(名刺内製化編)
カテゴリ:バリアブルソフト『MVP』
株式会社ココカラファイン ソレイユ様
こんにちは、ダイリンです。
今回のMVP Labは、MVPを導入された企業にスポットをあて、どのように利用されているのか、導入後の効果などをインタビューして参りました。
第一回は、ドラッグストア事業や介護事業を展開されている株式会社ココカラファイン様の特例子会社である株式会社ココカラファイン ソレイユ様へ伺いました。
株式会社ココカラファイン ソレイユ様は、ココカラファイングループの障がい者雇用創出を実現するための特例子会社として、2014年12月25日に創設され、2015年4月から業務を開始しました。4月でちょうど4年目を迎えます。
今回、代表取締役社長の大渕様と店舗・事務サポート事業部部長の黒部様にお話を伺いました。

右側:店舗サポート事業部 兼 事務サポート事業部 部長 黒部 泉 様
モリサワ(以下M):ココカラファイン ソレイユ様の事業内容をお教えください。
大淵社長:
ココカラファイン ソレイユは、現在104名の従業員中76名の障がいを持った方々が、東京の府中・大森、信越、東海、関西の事業所で活動しています。
事業内容は、店舗清掃、事務補助、名刺制作が主な業務となります。
障がい者の方それぞれの持つ特性を見ながら、さまざまなお仕事をマッチングし、チーム体制で運営しています。
M:デジタル印刷機を導入したきっかけをお教えください。
大淵社長:
名刺制作の内製化を目的にデジタル印刷機を導入し、それとほぼ同時に名刺制作のためのソフトウェアとして、MVPのStandard Editionを導入しました。
導入前までの名刺制作は、年間約3,000箱(1箱100枚)を外注しており、特例子会社の仕事の一つとして、まずは名刺の内製化から取組みました。
スタート時は、新横浜本社の名刺から受注を開始し、現在は全国拠点の名刺受注を通常1名、繁忙期では2名で社内制作を行っています。


名刺印刷の後に出力内容の確認を行い、すぐに裁断し箱詰め作業ができる体制を取っています。
名刺制作フローについて

M:名刺制作のフローをお教えください。
黒部部長:
まず、依頼者よりメールで発注書(Excelデータ)を受け取り、MVPで制作した名刺テンプレートへ情報(CSV)を取込みます。
名刺の種類は、おもて面は似顔絵入りや写真入りなど数種類。うら面は、白紙、メモ、事業所、英文、の4パターンが選択できます。
これを要望に応じて組み合わせて、10面付け印刷しています。
印刷された名刺台紙は、オフィス用の名刺裁断機に10枚分をセットし、100枚にカットしたものを校正し、100枚1箱に梱包して出荷します。
当初より、午前中に受注された名刺であれば、当日発送を実施しています。
スピーディな対応は、受注いただいた方々より大変好評です。

M:当日発送はすごいですね!
名刺制作以外でデジタル印刷機やMVPの活用はされていらっしゃいますか?
黒部部長:
名刺以外でのデジタル印刷機を使ったお仕事としては、株主優待の商品券やネット通販での発送物に同梱するチラシ、各店舗のショップカードの制作、店舗マニュアルなど多岐に渡ります。
デザインに関しては本社側で制作し、最終の印刷をこちらのデジタル印刷機で行っています。
MVPは現在、名刺のみの利用ですが、バリアブルプリントのお名前入りノベルティなども今後提案していきたいと思います。
よい商材や事例などありましたら、いろいろとご提案をお願いします。
M:承知しました。
本日はお忙しいところお話をお聞かせいただきまして、ありがとうございました。
取材後記
今回取材に伺った際は、名刺制作担当者の方とのお話は出来ませんでしたが、PCの取り扱いが得意な方が担当されているそうです。導入当初はMVPサポート窓口へ頻繁にお問い合わせいただいていましたが、現在は、受注→MVPデータ流し込み→印刷→名刺裁断→箱詰め・配送をシステマチックに処理できるようなフローが整ってるそうです。
ココカラファイン ソレイユ様は、「きめ細かなサポートにより、当日発送も可能な社内名刺制作サービスが実現できました」とのお声を頂戴しております。
モリサワでは今後も、みなさまの業務のお役に立てる提案を提供して参ります。