ブログ - Morisawa DTP Lab.

バーコードの設定について

カテゴリ:バリアブルソフト『MVP

Merry Christmas☆゜

こんにちは!今年はホワイトクリスマスにならないかとひそかに期待をしています、まつをです!

クリスマスと言えばサンタクロースですよね。実はサンタクロースには「ミセス・クロース」という奥さんがおり、トナカイの世話やプレゼント運びの手伝いをしてくれてるとか…。この時期は大切な人へ渡すプレゼントや、自分自身へのご褒美を準備している方もいらっしゃるのではないでしょうか。

お店でプレゼントを購入するとレジでバーコードが読み取られますが、バーコードの種類は世界に100以上あるそうです。MVPでも複数種類のバーコードを作成することができますので、今回はバーコード関係のご紹介をします!

MVPで作成可能なバーコード

MVPで作成できるバーコードの種類はエディションによって異なります。

■MVP Standard Edition
 郵便カスタマーバーコード、QRコード(モデル2)


■MVP Professional Edition
 JAN13/8、郵便カスタマーバーコード、物流シンボル(ITF14/6)、UPC-A/E、CODE39、

 CODE128、NW-7、ITF(Interleaved2of5)、QRコード(モデル2)

◇Standard Editionでも作成可能なQRコードの設定例

MVPでバーコードを作成するときは、バーコードボックスを配置して各設定を行います。

QRコードの設定画面

バーコードに併記する文字列のフォント

MVP Professional Editionで作成できるバーコードの中には、「バーコード設定画面」-「バーコードタブ」-「文字併記」のチェック項目があります。チェックを入れるとバーコード下部に文字列が表記されますが、この文字列に使用されるフォントは「MO OCR B」という弊社のフォントで、MVP Professional Editionのバンドルフォントとなります。

※OCRフォントとは、スキャナーで読み取り可能な字形のフォントです。

◇Professional Editionで作成可能なJANコードの設定例

JANコードの設定画面中央部分に「文字併記」の項目があります。

JANコードの設定画面

バーコードに併記される文字列を、「MO OCR B」以外のフォントにする場合は以下の通りです。

1.バーコードボックスの「文字併記」チェックをOFFにし、バーコードを作成します。

バーコードボックスの設定画面

2.バーコードボックスの下に一行または複数行ボックスを配置します。配置したテキストボックスに任意の書体を設定し、バーコード用のフィールドを挿入します。

バーコード併記の文字列に「リュウミン」を使用しました。

バーコードの縦横比率の変更

バーコードのサイズはバーコードボックスの「設定画面」-「バーコードタブ」より変更することができますが、これはあくまで倍率なので縦横比率は変更することができません。バーコードの縦幅はそのままに横幅のみ広げる方法は以下の通りです。

1.バーコードボックスの「設定画面」-「バーコードタブ」の「倍率」の数値を変更し、作成したいバーコードの横幅と同じサイズにします。

今回は「150%」にしていますが、倍率は「50~300%」の間で設定可能です。

2.レイアウト画面でボックス自体の縦幅を小さくします。バーコードサイズよりもボックスサイズを小さくすることで、結果として任意の縦横比率でバーコードを作成することができます。

今回は最初のボックスサイズより、縦幅を半分ほど小さくしました。

MVPで作成することができないバーコードの場合…

バーコード作成用の製品を出しているメーカ様もいらっしゃいます。MVPと他メーカ様製品と、使い分けながらデータの作成をしてみてください。なお、出来上がったバーコードに対しては、確認のためにもバーコードリーダ等で読み取りテストは行ってくださいね~!

 

今年もMVPブログを読んでいただきありがとうございました!来年も変わらぬご愛顧のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

それでは、良いお年をお過ごしください。

バリアブルプリントソフト「MVP」の詳細はこちら

≪前の記事          次の記事≫