ブログ - Morisawa DTP Lab.

RISAPRESS Color14000/12000を発売しました!

カテゴリ:プリンティングシステム『RISAPRESS』、POD

新製品のご紹介です!

皆さん、初めまして!

新しくブログの発信メンバーになりました「じゅん」と申します。私はこれまで、プライベートでもブログを書いたことはないので、人生で初めてのブログの記事を書いたことになります。いったいどんなふうに書いたらいいんだろ?と試行錯誤しながら書きましたので、ぜひ読んでいただけると嬉しいです!

 

さて、第2回 Morisawa DTP Lab. では新製品の情報をお届けします。

8月3日にモリサワ初のヘビープロダクションプリント機「RISAPRESS Color14000/12000」を発売しましたので、性能や機能についてご紹介します!

プリントスピードがアップしました!

既存機RISAPRESS Color6100の「100ページ/分(A4ヨコ)」に対して、RISAPRESS Color14000では「140ページ/分(A4ヨコ)」の印刷スピードになりました! 12000は「120ページ/分(A4ヨコ)」になります。

実際にどれくらいの速さなのか、動画でご紹介します。

厚紙でも出力スピードは変わらず、またA3サイズでも、RISAPRESS Color14000なら「80ページ/分」となり、印刷にかかる時間の短縮が期待できます。

多彩な後処理ができます!「多機能トリマーユニット」

今回、新たに用意されたオプションとして「多機能トリマーユニット」があります。

このオプションの一番の注目ポイントは、インラインで四方断裁ができます。その他にもクリース(折り目)をつけたり、名刺サイズの断裁処理ができます。

今回はオプション利用をしなかった通常印刷と、オプション利用による断裁、クリース処理された状態を画像でご用意しました。

四方断裁と名刺サイズで断裁し出力します。
四方断裁と中央で断裁し出力します。
長尺印刷と組み合わせることができます。折り目をつけられるので観音開きのカタログも出力できます。

出力した段階で、すでに断裁処理がされており、オペレーターの手間が省ける便利なオプションになります。(観音開きの折りは手作業になります。)

さらに進化した自動化機能!

自動品質最適化ユニットを用いた自動表裏調整機能

これまでの表裏調整では調整用のチャートを印刷し、それをもとに本体画面へ+何mm、-何mmと入力していましたが、この機能を使うと一連の作業を自動化することができます。調整用のチャートを印刷すると、自動品質最適化ユニット内のスキャナでチャートを読み取り、自動的にズレに対する補正値を入力してくれます。

 

表裏調整用のチャートです。表裏に印刷されます。
チャートを読み取ると自動で値を入力します。

チャート印刷→ズレの確認→補正値入力、と繰り返し行っていた作業が不要になり、誰でも難しい操作をすることがなく、調整することができます。

また、この自動品質最適化ユニットは分光測量計も内蔵しており、調整用のカラーチャートを出力し読み取ることで、出力前のキャリブレーションも簡単に行うことができます。

印刷中も表裏や色調を監視し、リアルタイムで自動補正を行うこともでき、生産性を落とすことなく調整工程の手間を省くことができます。

インラインメディア検知機能

センサーとAI技術で、用紙の坪量や種類を自動で分析してくれます。用紙を通紙させると、約300種類のプリセットとして用意されたプロファイルの中から候補を提案してくれるので、専門知識がなく、用紙の坪量や種類の判別ができないような人でも、簡単に適切なプロファイルを選ぶことができます。

「PODグロスコート 158g/m2」を通紙したところ、下図のように候補に表示され簡単に用紙の種類設定をすることができました!

実際に通紙した時の画面です。

今回ご紹介した2つの自動化機能により、経験の浅い方でも簡単に操作ができ、ここ数年ニュース等でも話題にされている「働き方改革」にもつながるのではないでしょうか。

このように日々の作業効率を向上するための機能が備わったり、性能も向上した製品になりますので、ご興味がある方はぜひ弊社担当営業や下記のお問合せからご連絡ください。それでは次回の更新もお楽しみに!

オンデマンドプリンティングシステム「RISAPRESS」の詳細はこちら

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