お寺と檀家さんとバリアブル印刷
カテゴリ:バリアブルソフト『MVP』
夏から秋へ
こんにちは、今年の関東の夏は暑い日が少なかったせいか、すこぶる好調で秋を迎えられそうなダイリンです。
大型台風が日本列島を縦断したり、寒くなったり暑さが戻ったりの繰り返しですが、少しづつ秋の気配が近づいてきています。
みなさま体調を十分に整えて、年末までのお仕事を乗り越えましょう。
イベント盛りだくさんの秋到来!
秋は、収穫祭、敬老の日、お月見、お彼岸、運動会に学園祭、ハロウィンなど、イベントが目白押しの季節です。
これらイベントの中で今回は、お彼岸にまつわるお話になるかも知れませんが、お寺や神社がデジタル印刷機を利用され、バリアブル印刷を実践されているお話をご紹介します。
お寺や神社で活躍するデジタル印刷機とバリアブル印刷
タイトルを見て意外だな~と思われた方!
私もそう思いましたが、よくよく考えれば「なるほど!」と思っていただけるはずです。
お寺は「檀家(だんか)」さん、神社は「氏子(うじこ)」さんと、寺社の運営は協力者の支援で成り立っている場合がほとんどです。
寺院は檀家にお盆や法要会毎に案内をお送りし、行事の参加を促す努力をされています。
支援者は50代以上の方々が多いという状況でもあるため、手元にきちんと届く、紙でのご案内が響くそうです。
町の寺院の場合、檀家の数は平均して500世帯ほどらしいですが、世代が変わることでの「離檀(檀家を離れる)数」を減らすにはどうしたら良いか?が悩みだったり、大きな寺社になるほど檀家の数も膨大だったりで、はがきやお手紙などの案内を制作するのは大変な作業だそうです。
実際には手書き文字をスキャンして印刷会社ではがきに印刷し、宛名ラベルを貼って郵送されていることが多いようですが、最近デジタル印刷機とバリアブルソフトを導入し、寺社自身が印刷されているケースが増えているそうです。
ではどのようなシーンでバリアブル印刷が活用されているのでしょうか?
檀家や氏子への挨拶状や行事の案内通知
これまでは、はがきの宛名部分にシールを貼って郵送されていましたが、最近は宛名だけでなく、文章内にお名前や時間・場所などの可変要素を入れて郵送されているそうです。
MVPでは、縦組みで自然な文章組み(お名前を分割させなかったり「、。」が行頭に来たり等)を実現することができます。
さらに筆書体を使うことで、筆耕したような仕上がりとなり、一般の方が見ても手書きの風合いに見えるお手紙をお送りすることができます。
※筆耕とは、「報酬を受けて筆写する人」のこと1枚当たり100~300円で手書きの筆文字の招待状などを書いてくれますが、請け負う人材の確保や単価が課題となっています。
モリサワパスポートの筆書体を使ってみる
筆書体・手書き風書体を多数収録!手書き風のお手紙にこだわるなら必須です!
当社では、書体・フォントを開発・販売しています。その中で、書体を1年間、1台のPCで49,800円/年・台で使える商品がモリサワパスポートです。
モリサワオリジナルフォントはもちろん、当社以外のベンダーフォントも収録し、その数は1,000書体超。お客様の利用シーンに幅広く対応しています。
最近は特に、筆文字を含む手書き風書体を追加していますので、真心のこもったお手紙DMも手書き風に制作することが可能です。
モリサワパスポート秋の新書体ぞくぞく登場
2017年の新書体は、2017年11月8日(水)よりダウンロード提供を開始します。
以下のサイトをご確認下さい。
MVPとモリサワパスポートを活用すれば、手書き風文字で心のこもったダイレクトメールを送ることができますので、ぜひ組合わせてご活用ください。
MVP+MORISAWA PASSPORTで、筆耕ソフト+αの活用を!
このような挨拶状の作成は、寺社に限らずどのような企業でも必要なお仕事です。
親展用挨拶状での毛筆書体と宛名印字ソフトは、さまざまな種類のものがありますが、MVPとモリサワ書体での利用も検討してみては如何でしょうか?