出力速度をあげたい!!!
カテゴリ:バリアブルソフト『MVP』
春本番(^^♪
皆様、こんにちは!黎です。
3月に入り一段と春らしくなりました♪最近では汗ばむほど暖かい日もあります(;^_^A
春と言えば、卒業や入学そしてお花見のシーズンです。お仕事面では異動をされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。何かと印刷物の出番が多い季節とも言えますね!
出力の多い繁忙期には「MVPで出力速度を上げたいな~」と思われることはないですか?
そこで今回はMVPでPDF出力の際に、速度を上げる方法をご紹介させていただきます。
Acrobat Distillerを活用しよう!
Acrobat Distillerの機能を使うことでPDFの出力速度を上げることができます。
Acrobat DistillerとはAcrobatに付属しているソフトで、PSファイルをPDFに変換することができます。
出力数が多い場合は、「ファイル」-「PDF出力」からPDFを書き出すより出力速度が上がります。
※MVPとは別にAdobe Acrobat Proの導入が必要です。
MVPで対応可能なAdobe Acrobat Proのバージョンは 9/X/XI/DCです。
(2019.3現在)
方法としては、
MVPよりPSファイルを書き出し、Acrobat Distillerの監視フォルダへ保存
↓
監視フォルダにて、PSファイルをPDFに変換
↓
Acrobat Distillerの監視フォルダを利用する事で、PDF作成にかかる時間を短縮
ここでは、Acrobat DCを使ってご説明いたします。
1.Acrobat Distiller を起動し、「設定」-「監視フォルダ」をクリック
2.「フォルダーを追加」をクリック
3.任意の場所を指定し、「OK」をクリック
→「PDF設定を編集」から、準拠する規格の指定など細かな設定が可能
例)PDF/X1-a:2001など
※Acrobat Distillerのライセンスについては十分にご注意ください
4.指定した場所に「in」と「out」フォルダができたことを確認
5.MVP側で「ファイル」-「印刷」 より面付の設定を行う際、「□ファイルへ出力」のチェックを有効にすることでPSファイルが出力
6.PSファイルの保存先に「in」フォルダを指定→PSファイルが書き出されたと同時にAcrobat Distillerが動き、PDF生成
7.「out」フォルダにPDF が作成されたことを確認
いかがでしたか?MVP以外のツールを活用することで時間の短縮ができます。
設定も簡単なので、是非お試しください♪