開催概要
第14回 - トーベ・ヤンソンとムーミンのあゆみ
第14回目を迎えるモリサワ文字文化フォーラムでは、ムーミンの生みの親でもあるトーベ・ヤンソン生誕100年を記念して、フィンランドから総合キュレーターであるトゥーラ・カルヤライネンさんを招いて「トーベ・ヤンソンとムーミンのあゆみ 」 と題した講演を行います。
また、フォーラム終了後、1階エントランスにて、トゥーラ・カルヤライネンさんの書籍、トーべ・ヤンソン生誕100周年記念「ムーミンの生みの親、トーベ・ヤンソン」の即売会・サイン会を開催します。
おかげさまをもちまして、満席、盛会裏に終えることができました。
ありがとうございました。
講師
トゥーラ・カルヤライネン
日時
2014年10月20日(月) 13時30分-15時(開場13時)
場所
モリサワ本社4F 大ホール
大阪府大阪市浪速区敷津東2-6-25
※同時通訳を準備します
参加費
無料
人数
150名
組織
主催/株式会社モリサワ
後援/フィンランド大使館
フィンランドセンター
公益社団法人 日本グラフィックデザイナー協会
参加方法
下記申し込み専用サイトよりお申込みください。
(申込期間=2014年10月1日(水)13時―10月7日(火)12時)
今回より抽選とさせていただきますので、申し込み受付完了のメールが届きましても受講が確定した訳ではございません。
抽選結果は、10月8日(水)以降に順次メールにてご連絡させていただきます。
トゥーラ・カルヤライネン氏のプロフィール
1942年生まれ。フィンランド美術史研究家、作家。フィンランドの主要美術館、ヘルシンキ市立美術館、フィンランド国立現代美術館などの館長を務めた後、フリーランス・キュレーターとして数々の展覧会を企画。今秋から日本巡回の「トーベ・ヤンソン~ムーミンと生きる~」展の総合キュレーター。生誕百年を記念して出版されたトーベの評伝の執筆にあたり、書簡や日記などの資料も深く調査研究。評伝は日本を含め9カ国で出版予定。
講演概要
今年で生誕百年を迎えるトーべ・ヤンソンは、幼い頃から画家を目指し、画家としての成功を果たしたが、同時に作家、イラストレーター、コミック作家であった。何よりも人々の心を捉えたのはムーミンの生みの親であることであり、それがトーベに国際的な名声をもたらした。トーベは仕事を何よりも大切にし、日々の生活の中から作品が生まれた。 家族、友達、仕事仲間、愛した人々のことが、 直接的にまた間接的に登場している。特にムーミン作品にはその傾向が顕著に見られ、自叙伝的な意味合いを持っている。トーベの生きている間に4回の戦争が起き、戦争によって深く傷ついたトーベはムーミンを創造することによって、精神のバランスを取ったとも言える。また、トーベの絵画作品の中で大きな位置を占めるのが自画像である。自分自身や自分の感情を客観的に見つめ、タバコを口にくわえた反抗的で不適な若者として登場させたり、最後には、「醜悪な自画像」とふざけて自らが呼んだ強烈な作品まで数多くの自画像を残している。
このフォーラムは終了いたしました。
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