アップグレード2015

アップグレード
2015

「凸版文久見出し明朝 EB」は、装幀やエディトリアルデザインのタイトルなど、大きなサイズで使われることを想定した見出し書体です。和欧文ともに縦画・横画に明快にコントラストをつけ、筆文字のような緩急や抑揚により、力強さの中に優雅さを感じさせるデザインに仕上げることで、伝統的でオーソドックスな形を継承しながら、時流にあったインパクトのある見出し用書体を実現しています。

OpenType / Adobe-Japan1-3 [Std/StdN] / IVS・ペアカーニング対応

はらいの右上から左下への滑らかなシルエットが特徴です。
縦画は少し強めの起筆になっており、ゆったりとした左払いが特徴的です。

斉藤丈史写真展松の庭

「凸版文久ゴシック R」は横組みでの使用に特化して作られた本文用ゴシック体で、文字が持つ本来の形を活かした抑揚のあるデザインが特徴で、文章を読むリズムを演出するように設計されています。書籍はもとより、横書きで日本語を読む機会が多い電子媒体などでも、長文をテンポよく読み進めることができます。英数字は昨年リリースされた「凸版文久明朝 R」と共通のデザインコンセプトを採用しているため、凸版文久体シリーズを使用した統一感のあるデザインイメージの演出が可能になります。

OpenType / Adobe-Japan1-6 [Pr6/Pr6N] / IVS・ペアカーニング対応

漢字に比べてひらがな、カタカナを小さく設計することで文字に心地よいリズムを作り出し、テキストのラインに抑揚をつけています。

一般的なゴシック体では、線の入りの部分の突起は右についていますが、「凸版文久ゴシック」では、明朝体と同じように左についています。
(左)凸版文久明朝(中)凸版文久ゴシックR(右)従来の凸版書体

「はせミン」は、手書き風の風合いに、明朝体のウロコのようなアクセントを持たせたデザイン書体です。漢字はスクエアで落ち着いた骨格を持ちながらも、ひらがなは遊び心のあるリズミカルなデザインになっているため、ポップで柔らかい印象を与えながらも、文章をしっかりと読んでいただけます。ウエイトはR/M/Bの3種類があり、縦画と横画が同等の太さのRに対して、縦画が太くなっていくM、Bの設計にも特徴があります。

OpenType / Adobe-Japan1-3 [Std/StdN]/ IVS・ぺアカーニング対応

ブリキのおもちゃ展

筆の入荷は●、止め部部には参画のような鱗が特徴です。

「ヒラギノ角ゴ W0」は、ヒラギノ角ゴの基本的な骨格を活かしたまま、限りなく画線を細らせており、これまでで最も細い「ヒラギノ角ゴ W1」の約半分の線幅で設計された書体です。画線の先端にアクセントのあるヒラギノ角ゴの特徴を受け継ぎ、クールでスマートな表情に仕上がっています。見出しやキャッチコピーを大きくかつ軽やかに入れたい時、Webページの文字をスタイリッシュに見せたい時などに使用することで、クリアで洗練された印象に仕上げることができます。
※ヒラギノフォントはMORISAWA PASSPORT製品でご使用いただけます。Select Packではご使用できません。

OpenType / Adobe-Japan1-3 [Std/StdN]/ IVS対応(StdN)

幸せを運ぶ黒猫の話。

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これらの新書体はMORISAWA PASSPORTをご契約いただいているお客様に無償にてご提供させていただくものです。お取引先とのフォント情報の互換性をより安全に保つためにも、お早めにインストールされることをお勧めします。