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モリサワ サステナビリティ トップメッセージSDGsの達成に向け、文字を通じて社会に貢献

モリサワは、「文字を通じて社会に貢献する」を社是とし、創業以来、文字の視点で社会価値の創造を目指してきました。そのルーツは創業者・森澤信夫が1924年に「邦文写真植字機」を発明したことにあります。写真植字機は写真光学を利用した画期的な文字発生装置であり、グーテンベルク以来の活版印刷に大きな革新をもたらしました。信夫はさらに研究と改良を重ね、常に新しい技術に挑戦し、未知の領域であっても愚直に努力を続けます。誰もが困難と思える課題にも決して弱音を吐かず心血を注ぎます。根っから技術者であった信夫には、世のために役立つというあくなき創造への挑戦と、どんな課題にもごまかしたり逃げたりしないという純粋な実直さがありました。時代を経て、その志は先人たちから私たちへと脈々と継承され、DNAのように受け継がれてきました。今日のモリサワがあるのはそのおかげであると言っても過言ではないでしょう。

そして先人たちから受け継いだ志を発揮し、現代に生きる私たちは、未来への継承者として、この社会を、この地球をより良く持続可能な状態で次世代に受け渡す責任を持っています。
そのためモリサワは、文字を通じて社会に新しい価値を提供するとともに、国連で採択された世界共通の目標であるSDGs(Sustainable Development Goals「持続可能な開発目標」)の達成に向けて企業活動を行っていくことを約束します。

SDGsで示された貧困や飢餓、資源の枯渇、環境破壊や人権問題など多くの課題が存在する現在、ビジネス価値を高めるだけでなく、世界が抱えるこれらの社会課題に真摯に向き合うことは企業としての使命であり、社会責任でもあります。

サステナビリティ

同時に、未来の社会をより良い社会へと努力することは、新しい技術への挑戦や新たな製品・サービスを開発する原動力になり得ます。また社会価値をともに追求し協力し合う新たなパートナーの発掘、知的財産の共有など、企業成長の機会となることも期待できます。

SDGsは、私たちの製品やサービス、企業活動がどれだけ地球と未来の社会に貢献できるか、新たな挑戦です。私たちは、お客様、パートナー、すべてのステークホルダーのみなさまと力を合わせてイノベーションを生み出し、これまで以上の創造性を発揮することによって、「誰一人取り残さない」未来の社会のために全力を尽くします。

2020年8月
株式会社モリサワ
代表取締役社長
森澤彰彦

MORISAWA SUSTAINABILITY ~サステナブルな社会の実現~

サステナビリティ

近年、世界の経済発展とともに深刻化した社会問題、環境問題は、各国や国際機関の力だけでは対応できなくなり、このままでは資源が枯渇し、自然が失われることが懸念されています。SDGsは、この地球規模の危機に対して、2015年9月の国連サミットで採択された、未来社会のための「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」です。SDGsでは、世界の「誰一人も取り残さない」ことを誓い、誰もが幸せに暮らせる社会をつくるための17の目標を掲げています。貧困、平和、人権、気候変動、環境破壊などの社会課題を含むこれらの目標は、豊かさを追求しながら資源や環境を守り、2030年までに達成することを目指しています。

SDGs17の目標

SDGs17の目標