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page2023 モリサワブースレポート!

  

カテゴリ:イベント

こんにちは。じゅんです。

2月3日は節分でしたが、皆さんは豆まきをされましたか?豆まきは邪気を祓い1年の無病息災を願うという意味合いがあります。

立春も過ぎ少しずつ暖かい日も増えてきましたが、まだまだ寒い日も続いており、皆さんも健康にはご留意ください。

さて、今回は2月1日~3日に開催された「page2023」のモリサワブースのレポートをお届けします。

1.page2023について

page展は、1988年開催以来2023年で36回目を迎える印刷メディアビジネスの総合イベントです。今年は「創注」というテーマで開催されました。

 

以下は公式HPより、テーマの選定理由になります。

今まではハイカラな横文字ネーミングが多かったが、今回は「(思いっきり)泥臭くしたい」という希望で「創注」にさせていただいた。「何々で創注を実現(例えばDXで創注を具現化!等)」「創注で何々」というのもナシで、そのものズバリ「創注」というテーマ名にした。「注文が来ないなら、創り出さなくてはいけない」と言う強い意志を持っての「創注」なのである。

 

・日時:2023年2月1日(水)~2月3日(金) 10:00~17:00
・会場:サンシャインシティ(池袋)

※公式HPはこちら

2.モリサワブースのご紹介

モリサワブースでは、「Morisawa Fonts」や「2022年新書体」、オンデマンドプリンティングシステム「RISAPRESS Color4070」、そして他社様の製品として「EX感性(コニカミノルタ株式会社様)」、「PDFormstudio(株式会社SCREEN GP ジャパン様)」を展示しました。

特にMorisawa Fontsのコーナーでは、Morisawa Passportからの切り替えについてなどのご質問をいただいたりと賑わいを見せていました。

モリサワブース全体図
Morisawa Fontsのご紹介
2022年新書体のご紹介と新書体を使用したポストカード

また今回モリサワブースへご来場いただいた方には新しく発行した「モリサワ総合書体見本帳2022-2023」をお配りしました。

3.モリサワ総合書体見本帳 2022-2023

Morisawa Fonts搭載書体を網羅した、新たな形態・コンセプトの総合書体見本帳を発行しました。

従来の「明朝体」「デザイン書体」といった書体分類だけではなく、つくりたい表現や特徴といった独自のカテゴリで書体を分類し、様々な条件で見つけやすい、使い手目線にこだわった見本帳になっています。

作りたい表現で探す
「かわいい」、「楽しい」、「レトロ」など11種類のキーワードから書体を絞り込めます。
特徴で探す
「ペン字・手書き」、「コンデンス」、「教育用」など形や仕様、用途といった具体的な特徴から関連する書体同士を比較できます。
全書体見本
1,500書体を超えるMorisawa Fontsのライブラリーを、5つのブランド(モリサワ、タイプバンク、字游工房、ヒラギノ、昭和書体)や多言語書体、および「明朝体」、「ゴシック体」などの書体分類に基づいて網羅的に一覧できます。
注目のUDフォントの解説や、文字セットといったフォントに関する基本情報のほか、OpenType機能を使った字形の切り替え、カーニング設定など、フォントを使う上で役立つTips記事も掲載しています。

この見本帳は、モリサワが開催・参加するイベントでお渡しするほか、Morisawa Fontsスタンダードプランをご契約中で送付希望の方に無料でお届けする予定です。

(2023年春以降、ご契約者様に順次ご案内予定)

 

デザインや制作に携わる方にはもちろん、そのほかにも多くの方に書体の魅力を知っていただけたら、という一冊になっています。

2月10日より全国の書店でも特製カバーつき別装丁版をお買い求めいただけますので、まだご覧になっていない方はぜひ一度手にとっていただけると嬉しいです。

 

※詳細はこちら

4.その他製品のご紹介

EX感性(コニカミノルタ株式会社)

「EX感性」はデザインを消費者がどう感じるか「可視化したい」というニーズに応えるために、開発されたツールです。

 

感性脳工学に基づくアルゴリズムを採用した画像解析により、パッケージ、ポスター、カタログ、ウェブサイトのデザインや、商品の陳列など、マーケティング活動に係わるあらゆるデザインについて感性への働きかけを定量的に示し、Explainable(説明可能)にします。

例1ではデザインの色、輝度、形状の特徴量をもとに、ヒトの注目しやすさをヒートマップの形式で表示します。この機能を利用して、訴求したいポイントを目立たせるデザインの改良を行うことができます。

また、抽出した文字について注目性を数値で表示することも可能です。これにより文字や背景の色などを変化させ比較しながら、より文字が目立つ改良を行うことができます。

例1.どこに注目するか知り訴求ポイントを目立たせる

例2では配色が与える印象についての数多くのデータを搭載しており、デザインから受ける印象を自動的に分析してレーダーチャートで表示します。

ターゲット顧客に届けたい印象や刺さる印象をどの程度与えているか、コンセプトに合った印象をより強く与えるための配色の修正方法などを知ることができます。

また、配色による印象について競合するデザインと並行して分析することで、デザインの差別化を定量的な根拠に基づいて行うことが可能になります。

例2.どう感じるか知りコンセプトに合った配色に

このように「EX感性」によってデザインを定量化することで、購買活動につながる最適なデザインを追求することができるのではないでしょうか。

 

※EX感性の特設サイトはこちら

PDFormstudio(株式会社SCREEN GP ジャパン)

「PDFormstudio」は、ダイレクトメールやチラシ、ラベルなど多様な印刷物のバリアブル印刷用PDFデータを、簡単かつスピーディに作成することができます。

組版機能をはじめ、多種多様なバーコードやシリアルナンバーの生成、名寄せ機能などのバリアブル印刷に求められる多彩な機能を搭載しています。

※PDFormstudioの製品情報についてはこちら

page2023モリサワブースの雰囲気は伝わりましたでしょうか。
今年の総来場者数は17,070名で昨年の7,672名を大きく上回りました。開催中はたくさんのお客様にご来場いただき誠にありがとうございました。

それでは次回もお楽しみに!

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