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包摂


複数の字体を区別せずに異体字群をまとめて扱うことです。 文字コードにおいては、ひとつの文字番号(符号位置)で扱われ、その基準は包摂規準と呼ばれます。

包摂された文字は、GID/CIDこそ違うものの、文字コードは同一のものが与えられます。たとえば「祇」と「祇」は異なる字体ですが、シフトJISは8B5F(0x8B5F)、Unicodeは7947(U+7947)というように同じコードが割り当てられています(GID/CIDは「祇」が1626、「祇」は7659として区別されています)。