『MCCatalog+ プラスアップセミナー2021』レポート
カテゴリ:多言語ユニバーサル情報配信ツール『MCCatalog+』

皆さん、こんにちは!ヌッティです。
12月に入り、クリスマスのイルミネーションが華やかに街を彩る季節となりました!
昨年度はコロナ禍で中止が多かったようですが、今年はいろいろな場所でイルミネーションのイベントが開催されています。
寒い日が続くと体が縮こまって、外出が億劫になりがちですが、外に出てイルミネーションの光の世界に包まれて幻想的な気分を味わうのも冬ならではで、とてもいいですね!
そして、そんなイベント情報もいち早く配信することができる「MCCatalog+(エムシーカタログプラス)」のオンラインセミナーを先日12月1日に開催しました。今回のDTP Lab.は、その「MCCatalog+」のセミナーをレポートします!
MCCatalog+ プラスアップセミナー2021

今回のセミナーはオンライン開催にて、日頃からMCCatalog+をご利用いただいている方々に向け、コンテンツ編集作業の効率化を図る方法や、新しいコンテンツ作成のヒントになるような事例紹介をしました。
Session1 2021年度バージョンアップ情報
このセッションでは2021年度のMCCatalog+のバージョンアップ情報を改めてご紹介しました。
バージョンアップした項目は以下の内容になります。
※MCCatalog+のTips動画にて紹介している機能もありますので、ぜひご覧ください♪
・マルチライセンスに対応
MCCatalog+Makerは、1契約でPC3台までインストールできます。
このマルチライセンスによって複数人で手分けしたり、別の部署でもコンテンツを作成することが可能になります。もちろんご契約料金に変更はありません!
・作成中のコンテンツのインポート&エクスポートが可能に!
MCCatalog+Makerを使って複数台のPCで作業したコンテンツを一つに統合することができます。複数人で手分けしてコンテンツが作成しやすくなりますので、より素早くコンテンツを完成させて配信することができます!
・QRコードのリンク読み取り機能
紙面のQRコードからリンクを自動で読み取ることができるようになりました。
・容量追加オプションの登場
配信するコンテンツの総容量が10GBを超える場合、容量追加をすることが可能になりました。
Session2 コンテンツ編集のポイント
このセッションではコンテンツ作成時の効率的な編集方法をご紹介しました。
・ページの見開き設定
・テキスト連結・フレーム合成の効率化
・一括置換・修正方法
・ヘルプの使い方、Q&Aの見方
ここでは上記から「ページの見開き設定」についてご紹介します!
・ページの見開き設定
スマートフォンなどで閲覧する場合、縦表示だと単ページ表示、横表示であれば見開き(2ページ分)になる状態が望ましいのですが、そのようになっていないコンテンツもあります。
「単ページ/見開き設定」が正しく設定されていないと下記の失敗例のように画面に表示されるエリアが小さくなってしまったり、1ページ内で分割されてしまったりと、読みにくくなります。


「単ページ/見開き」設定をチェックする際は、MCCatalog+Makerの「ページ構成」パネルを確認してください。
「ページ構成」パネルでは下記のように各ページの状態が表示されますが、ページに合っていない「見開き/単体ページ」設定の場合はP4-5のようにグレーのエリアが表示されます。これが先ほど紹介した失敗例の原因です。

このような場合はページを選択して右クリックし、「見開き→単ページシートに変換する」をクリックします。設定していただくことで、この読みにくいページを改善することができますので、データ書き出し前に確認をしてみてください。

Session3 カタポケ配信事例と取り組みの紹介
このセッションでは、ビジネスツールとしてカタポケコンテンツをご提案いただき、アイデア創出のきっかけとして、カタポケご利用ユーザー様の採用理由や運用事例などをご紹介しました。
ここでは紹介した事例の一つ、モリサワが発行している「Morisawa Magazine」をご案内します。
・モリサワの事例「Morisawa Magazine」
モリサワでは「Morisawa Magazine」という広報紙を年4回、発行しております。紙だけでなくカタポケコンテンツとしても配信しており、リンク機能などで、モリサワのWebサイトに導くような仕掛けを入れています。

上記のページでは
「タップすると動画が再生されます」
「タップすると写真が表示されます」
といったボタンを配置し、動画や写真データをスライドショーとして見ることができるようになっています。
このように、紙では載せきれなかった、更なる情報を追加することで、新たなツールとしての提案もしやすくなります。紙とデジタルの差別化を行っている、デジタル配信ならではの事例として、ぜひ参考にしてください。
ということで今回のDTP Lab.ではセミナーの内容をお届けしました。
セミナー内でご紹介させていただきました新機能やコンテンツの編集作業のポイント、そして取り組みや事例などが皆様のお役に立てれば幸いです。
今後も同様のセミナーを定期的に開催いたしますので、ぜひご参加ください!