ブログ - Morisawa DTP Lab

Photoshop 2022(Ver.23.0)の新機能をご紹介!

Adobe MAXで発表されたPhotoshop2022の最新機能

カテゴリ:Adobe Creative Cloud

みなさん、こんにちは!ヤクモンです。

今回は、10月27日・28日のAdobe MAXで発表されたデスクトップ版Photoshopの最新情報の中から、特に印象的だった新機能についてお届けします。

なお、この度のリリースでPhotoshopの最新版は「Photoshop2022」、内部バージョンは「23.0」となりました。

新機能の概要

今回のバージョンアップ内容は、下記の通りです。

・カーソル合わせ時の自動選択
・コメントの共有
・Illustratorとの相互運用性の向上
・新たに改良されたニューラルフィルター  など
※新機能の詳細はこちらをご覧ください。
今回は抜粋した内容にてご紹介していきます!

1.オブジェクト選択ツールの強化

「オブジェクト選択ツール」が大幅に強化されました。
以前は「オブジェクト選択ツール」を選んだ後、選択したいオブジェクトを囲むように長方形を描く操作をしていました。

今回の機能強化によって、長方形で囲むまでもなく、マウスカーソルを対象オブジェクトに乗せるだけでオブジェクトを判別してくれるようになりました。

Photoshop2022新機能
オブジェクト選択ツールを選び、カーソルを選択したいオブジェクトに重ねてクリックするだけで、選択範囲を作りたいオブジェクトを判別してくれます

複数の選択範囲をまとめてマスク化

上記のオブジェクト選択ツールなどで複数の選択範囲を作った後、まとめて個別のマスクに変換することができるようになりました。

Photoshop2022新機能
複数の選択範囲を作った後、レイヤーパネルのサブメニューから「すべてのオブジェクトをマスク」を選択する
Photoshop2022新機能
複数あった選択範囲が全て個別のマスクに変換されました

2.ニューラルフィルターの強化

肌をスムーズにしたり、モノクロ写真をカラーにしたりと、高度な処理を自動で行ってくれるニューラルフィルターに新たな機能が加わりました。
(過去のニューラルフィルター紹介記事はこちら
今回は、その中でも「スタイルの適用」と「風景ミキサー」フィルターについてご紹介します。

Photoshop2022新機能
「フィルター」ー「ニューラルフィルター」で使用できます

「スタイルの適用」フィルター

「スタイルの適用」フィルターを使用すると、素材の画像を絵画風にすることができます。
どのような絵画風にするのかは「葛飾北斎風」「ゴーギャン風」などのプリセットから選んだり、カスタムすることもできます。

Photoshop2022新機能
北斎風のフィルタを適用したところ

「風景ミキサー」フィルター

「風景ミキサー」フィルターを使用すると、素材の画像を他の画像の雰囲気に寄せることができます。

Photoshop2022新機能
雪景色のフィルターを選択すると、冬の風景に早変わり

3.アプリ間の連携について

Illustratorで制作中のデータをPhotoshopにコピー&ペーストする時、Illustrator内のレイヤー情報を保持したままPhotoshopに貼り付けられるようになりました。

Photoshop2022新機能
Illustratorからレイヤーを持つオブジェクトを貼り付けようとすると、このような選択肢がでます
Photoshop2022新機能
レイヤー毎に再編集できます

4.動作環境について

そして、気になる動作環境についてです。

まず、MacOSへの対応ですが、10.15以降を必要要件としています。
つまり、10.14以下の場合は使用できないということになります。
Windowsについては、Windows10 64bitの1909バージョン以降が必要要件となっており、LTSCはサポート外となっています。
Adobeの公式情報もUPされていますので、詳しくはこちらをご確認ください。

また、気になるのは最近リリースされたWindows11やMacOS 12 Montereyへの対応ですが、日本語の公式情報は現時点で発信されていません。
Adobeの英語サイトによると、対応はしているものの若干の不具合を含んでいるという書き方になっています。はっきりとした情報がでるまでは様子を見た方が良いかもしれません。
詳細は下記にてご確認ください。

【Adobeの英語サイト】
Windows11への対応について
MacOS12 Montereyへの対応について

iPad版にも待望の機能が追加

ここまではデスクトップ版のPhotoshopについてご紹介いたしましたが、iPad版のPhotoshopにも嬉しい新機能が追加されています。
その中でも最も重要なのは「スマートオブジェクト」と「Camera Raw」の機能です。

どちらもデスクトップ版では今や必要不可欠と言っても良い機能ですが、iPad版にようやく搭載されました。
iPad版のPhotoshopを使用している方は、是非お試しください。

いかがでしたでしょうか。
かなり強力な機能や、ユニークな機能が追加されていると思います。
また、Webブラウザ版のPhotoshopというものも今後出てくるそうです。

是非、皆様の日頃のお仕事にお役立てください。