こんにちは！ヌッティです。2023年も4分の1が過ぎて4月となりました。

4月は新年度がスタートし、仕事もメンバーも大きく変化がある時期かと思います。

読者のみなさまも新ビジネスに向けて構想を練られている、という方もいらっしゃるのでは？
新しいビジネスが始まると何かと紙を使うシチュエーションがでてきます。商品のパッケージ、ラベル、POP、広告、イベント用、ご挨拶状…などさまざまなケースで紙が必要となることも多いです。

そこで今回はMorisawa Fonts提供書体を使ってPODで作成した特殊紙サンプルをご紹介します♪

富士フイルムビジネスイノベーション株式会社様ご協力の元、Morisawa Fonts提供書体を使ったPOD特殊紙のサンプルを紹介します！

楷書体の要素を色濃く残したローコントラストなオールドスタイルの明朝体「霞青藍（かすみせいらん）」を使用した旅館のウェルカムカードです。

使用した紙は「ゼオミライ」という抗菌用紙です。和紙の風合いを持ちながら、抗菌・抗ウイルス・消臭効果があります。新型コロナウイルスも一時期より大分落ち着いてきていますが、衛生面が気になる場面はまだまだ多いです。そんな時は「霞青藍」×「ゼオミライ」で清潔さや落ち着いた雰囲気を演出してはどうでしょうか？

モリサワの欧文書体である「Letras Oldstyle Pro（れとらす おーるどすたいる ぷろ）」を使用したお菓子のパッケージサンプルです。

紙は上質紙で有名な「金菱（きんびし）」の薄紙（52g/㎡）を利用しました。「金菱」は白色度が高く、表裏の差がない上質紙です。厚さのバリエーションも多く、一番薄い紙ではその透け感を活かし、高級感を与えることができます。

繊細かつスピード感のある筆遣いの行書風デザイン書体「澄月（ちょうげつ）」を使用した日本酒銀ラベルのサンプルです。

紙はアルミ素材の銀ラベル「ハイピカS」の特殊紙を使用し、文字部分は銀に映えるよう特色のホワイトを使いました。銀色は高級感と落ち着いた上品な印象があります。「澄月」と合わせて美しくも静かなイメージの商材に利用するのはいかがでしょうか？

手書きの勢いを感じさせる明るい雰囲気のデザイン書体「くろまめ」を使った「竹紙」の卓上カレンダーです。

「竹紙」は紙の主原料となっている木を使わず、日本の竹を使って作られた紙です。竹は木に比べて生育が早く原料を確保しやすいため、環境への配慮からSDGsへの取り組みの一環で使用されることが多くなっています。
ナチュラルな印象を与える竹紙は、企業として環境への取り組みを主張したい場合などに適している紙です。

筆書きのスピード感を活かした流麗でハイコントラストなオールドスタイルの明朝体「霞白藤（かすみしらふじ）」を使用した食品用瓶ラベルです。

使用した用紙「テンレイシロ」は和風用紙で、クラシックな風合いを活かしたお土産や贈答品などのパッケージに適しています。
「霞白藤」と合わせて、ワンランク上の商品イメージを与えてはどうでしょうか？

装飾性の高いブラックレター風のデザイン書体「オズ」を使用したアイキャッチラベルです。

用紙「PL100G01」は脱プラスチック需要に応える水に強い紙ラベルで、POPやアイキャッチラベルなどの用途に適しています。植物由来の原料を活用したバイオマス粘着剤を使用しており、環境に配慮している紙です。
インパクトがあり、紙で環境への配慮を考えたサンプルの一つです。

以上、Morisawa Fonts提供書体を使ったPOD特殊紙サンプルの紹介でした。

今回紹介した紙の他にも特殊紙はさまざまな種類があります。ビジネスのイメージにあった紙やフォントを探して、ぜひご活用ください！