さくらインターネット株式会社
和文バリアブルフォントで、
デザインにさらなる遊び心を。
画像変換・配信エンジン
「ImageFlux」の新たな挑戦とは
-
さくらインターネット株式会社
マーケティング本部 マーケティング部 マーケティング戦略グループ佐藤 舞 氏
-
ImageFlux共同開発企業
ピクシブ株式会社
Platform Division Platform Section Distribution Unit中村 宇作 氏
吉田 龍 氏
さくらインターネット株式会社(以下さくらインターネット)とピクシブ株式会社(以下ピクシブ)が共同で開発・提供する「ImageFlux(イメージフラックス)」は、Webサイトやモバイルアプリに表示される画像を最適化し、高速で配信するサービスだ。同サービスに含まれる、画像に文字を重ねて表示できる機能「テキストオーバーレイ」にはモリサワフォント14書体が搭載されており、2025年12月、新たにモリサワ初のバリアブルフォント※1「DriveFlux(ドライブフラックス)」をラインナップに加えた。
ImageFluxが提供するサービスの内容をはじめ、次世代のフォントフォーマットとして注目を集めるバリアブルフォントの導入経緯などについて、両社の担当者に話を聞いた。
- ※1 バリアブルフォント:可変機能が搭載されたフォント。従来の静的なファミリー書体では、ウエイトや字幅ごとにフォントファイルが用意されてきましたが、次世代のフォントフォーマットであるバリアブルフォントは、それらのフォントファイルを1つに集約し、軽量で柔軟なスタイル選択が可能となります。
|
※この記事は、下記の「全文PDFダウンロードはこちら」よりお申し込みいただくことで、PDFにてご覧いただけます。 |
両社の強みを生かし、画像変換・配信サービス「ImageFlux」を共同で開発
Webコンテンツの運用においては、ユーザーがストレスなく閲覧できるページ表示速度を担保することが非常に重要だ。そのために、画像を最適なサイズ容量やフォーマットに変換し、安定的に配信する仕組みを整える必要がある。しかし、インフラ構築のコストや画像変換処理にかかる負荷など、さまざまな課題を抱えるケースが少なくない。
こうした悩みを解決に導くのが、画像CDN※2サービス「ImageFlux」だ。URLにパラメーターを指定するだけで、デバイスやUIデザインに応じて画像を最適化、切り抜き・合成といった画像加工を自動化でき、変換後の画像はキャッシュサーバーから高速で配信される。
- ※2 CDN(Contents Delivery Network):複数拠点に分散配置されたサーバーネットワークを利用して、よりユーザーに近い場所から画像を迅速に配信するシステム
このサービスは、ピクシブが社内で開発・運用していた画像変換システムがベースになっている。当初はピクシブ単独で同システムの事業化を模索していたが、さくらインターネットとの出会いを機に協業へと発展。イラスト、マンガ、小説作品の投稿プラットフォーム「pixiv」を運営するピクシブの画像変換・配信技術と、国内最大級の通信回線を有するさくらインターネットのデジタルインフラとノウハウを結集し、画像変換から配信まで一気通貫に提供する、BtoB向けのサービスを開発した。
ImageFluxの事業推進担当であるさくらインターネットの佐藤氏は、「画像変換作業に削られていたエンジニアのリソースを、本来注力すべき業務に集中できるよう、ImageFluxを通じてサポートするのが私たちの仕事。商品画像が配信データの大半を占めるECサイトや電子書籍、事業者だけでなくエンドユーザーからも大容量の画像がアップされる投稿サイトなどを中心に導入が進んでいます」と話す。
次世代型フォント「DriveFlux」でサービスに新たな価値を
ImageFluxは2016年12月に提供を開始して以来、機能の追加・拡充を重ね、UX向上を図ってきた。2025年4月には、多くのユーザーから要望が寄せられていた「テキストオーバーレイ機能」を追加。画像に任意の文字列を重ねて表示できる機能で、URLパラメーターを指定することにより、フォントの種類やウエイト、表示位置なども調整できる。
同機能のリリースに合わせて、モリサワフォント「新ゴ」や「ゴシックMB101」、「じゅん」など14書体の導入を決めた。最初は他社製フォントも検討していたというが、元々さくらインターネットのレンタルサーバーサービスにモリサワのWebフォントを導入していたため安心感があり、問い合わせや相談に対するレスポンスの速さ、明瞭な料金体系が決め手になった。「モリサワフォントは知名度、信頼度ともに非常に高く、お客様の反応も上々でした」(佐藤氏)
著作権表記や商品画像の説明、キャンペーン時の「特売」「SOLD OUT」といった表示、イベント写真に載せる日付や場所の情報などその活用範囲は広く、閲覧者への訴求力も向上。画像オーバーレイのみに対応しているサービスが多い中、どちらも利用できる環境を整えたことが差別化につながっているという。
その8ヶ月後、テキストオーバーレイ機能は「DriveFlux」の導入でさらなる進化を遂げる。
|
※この続きは、下記の「全文PDFダウンロードはこちら」よりお申し込みいただくことで、PDFにてご覧いただけます。(残り2319文字) |
- ※掲載されている情報は2026年4月時点のものです































