ヴェルク株式会社
同社は業務効率化につながる機能の開発はもちろん、Webアクセシビリティの改善にも積極的に取り組んでいる。より多くの人にとって見やすい帳票とするべく、2023年10月には書類で使用するフォントを変更し、新たにモリサワのユニバーサルデザインフォント(以下、UDフォント)である「UD新ゴ」を導入。同社の代表取締役であり『board』開発者である田向祐介氏に、フォント導入の経緯やアクセシビリティへの取り組みなどを伺った。
同社は業務効率化につながる機能の開発はもちろん、Webアクセシビリティの改善にも積極的に取り組んでいる。より多くの人にとって見やすい帳票とするべく、2023年10月には書類で使用するフォントを変更し、新たにモリサワのユニバーサルデザインフォント(以下、UDフォント)である「UD新ゴ」を導入。同社の代表取締役であり『board』開発者である田向祐介氏に、フォント導入の経緯やアクセシビリティへの取り組みなどを伺った。
「SDGs未来都市」に選定されている三重県いなべ市は梅林公園の再生や、脱炭素に向けた事業など、先進的な取り組みをさまざまにおこなっている。市の内外にその魅力を発信する機会が多いなか、情報がより多くの方に「伝わる」ために導入したのがUDフォントだ。故郷に「誇りと愛着」を持てるようブランド力を強化している日沖靖市長に、UDフォントの活用法や今後の展望などについて伺った。
目まぐるしく流れが変わるファッション業界にあって、1977年の創業以降、独自のスタンスを貫き続けているフォーティファイブアールピーエムスタジオ株式会社(以下「45」)。同社が擁するブランド『45R』は、吟味された素材と丁寧な手仕事で国内外に熱心なファンを持ち、長年にわたって愛されている。 45が2022年に公開したブランドECサイトとコーポレートサイトは、創業45周年の節目にリニューアルしたもので、どちらにもモリサワのWebフォントTypeSquareから「A1」書体シリーズが採用されている。
身近な医療機関である街の「クリニック」。新規開業などに伴うWebサイトの新規開設においては、患者が求める情報を提供するだけでなく、広告ツールとしても重要な役割を果たしている。そうした戦略的なWebサイト制作サービスを提供しているのが、医療業界に特化した事業を展開する株式会社ヒーローイノベーション。クリニックの特長や診療方針をわかりやすく、そして「らしさ」を効果的に伝えるために、モリサワのTypeSquareが活用されている。
2023年秋、カワサキモータース株式会社にとって初めて市場に投入する電動モーターサイクル、ハイブリッドモーターサイクルの発売が欧州で発表された。その開発の裏では、両機種のモニターに採用するオリジナルフォント『Kawasaki Type 001』『Kawasaki Type 002』をモリサワと共同開発するという、初のプロジェクトも進行。オリジナルフォント導入の経緯や、専用性の高いフォント制作ならではのカスタマイズなどについて、カワサキモータース株式会社のスタイリングデザイナーで、モニターのGUIデザインを統括したソ ジウォン氏に話を聞いた。
バスの現在位置や到着時刻をタイムリーに把握できるバスロケーションシステム(バスロケ)は、道路状況や天候の影響を受けやすいバスの課題を解決する方策として導入が進んでいる。アーティサン株式会社が開発したバスロケ『バス予報』は、クラウドの活用によって設置の容易さと低コストを実現し、支持を集めている。 同社のこだわりは「誰もが見やすく、使いやすい」サービスの提供。2019年に『バス予報』の運用を開始した館林市では、運行情報をデジタルサイネージにも反映し、画面表示にはモリサワの「UD新ゴ」を採用した。館林市の柴田氏、そして本件を担当したアーティサン株式会社サービス開発事業部 運用班の松尾氏に、『バス予報』導入の経緯やサービスへの思いを伺った。
韓国食品事業を展開するCJ FOODS JAPANのビネガードリンクブランド「美酢(ミチョ)」は、リブランディングプロジェクトの一環としてクリエイティブデザインを刷新し、2022年にオリジナルフォント「CJ MICHO」をモリサワと共同開発した。同社にとって初となるオリジナルフォントの制作過程、フォントの要件などについて、マーケティング部の担当者に伺った。
1921年に開業した横浜市交通局は、最も身近な交通機関として、市民生活になくてはならない存在となっている。1日に約31万人が利用する横浜市営バスは、横浜駅やみなとみらい21地区をはじめ、横浜市内の広範囲をカバーし、市民だけでなく市外から訪れる人々の足としても利用されている。横浜市交通局は、利用者へわかりやすくバスを案内する目的で、2020年に横浜駅東口のバスターミナル総合案内盤とバス停標柱をリニューアル。より多くの人に見やすい表示の実現に向け、モリサワのユニバーサルデザイン(UD)フォントの「UD新ゴ」シリーズを画面表示に採用した。同局の担当者に、フォント導入の経緯や今後の取り組みなどを伺った。
独自のAI技術を活用した動画編集クラウドサービス「Video BRAIN」を核に、SNSの配信分析ツール「Insight BRAIN」、動画自動生成サービス「V-matic」などの各種サービスを提供する、株式会社オープンエイト(以下、オープンエイト)。Video BRAINには、モリサワフォントの197書体が搭載されている。変化のスピードが著しい動画編集領域で高い支持を集め続ける理由や、Webフォント導入の決め手などを、顧客担当の佐伯氏、開発担当の古山氏に伺った。
「Hyundai Mobility Japan(ヒョンデ モビリティ ジャパン)」は、2022年から“脱炭素”をキーワードに日本での乗用車マーケットへの再参入を機に、日本語のコーポレートフォント「Hyundai Sans JP」をモリサワと共に開発し、ブランド・コミュニケーションの強化を図っている。
国内利用者数No.1*を誇るビジネスチャット「Chatwork」を展開するChatwork株式会社は、サービス提供10周年記念プロジェクトの一環として、2021年8月からプロダクトのリブランディングを実施している。コーポレートフォントの刷新にあわせて、モリサワと共同開発したオリジナルフォント『Chatwork Sans』を新たに採用した。同社のピープル&ブランド本部 BX(ブランドエクスペリエンス)部の担当者に、コーポレートフォント決定までのストーリーやフォントのカスタマイズなどのこだわりについて聞いた。
富士フイルムグループとしての親和性や革新性からコーポレートフォントを採用
富士通株式会社は2020年に新たにパーパスを設定し、持続可能な未来を視野に大きく舵を切った。その一環としてブランドリフレッシュを目的にビジュアルアイデンティティを全面的に刷新。 グローバルな視点でコーポレートフォントの再構築が進み、和文フォントには「UD新ゴ」が採用された。導入までの経緯などをグローバルマーケティング本部の担当者に伺った。
先進的なIT技術をベースに、さまざまな業種の効率をあげるタブレット向けアプリケーションを手がける株式会社MetaMoJi(以下、MetaMoJi)。2020年、学校での使用を目的としたリアルタイム授業支援アプリ「MetaMoJi ClassRoom」にて、「UDデジタル教科書体」が導入された。モリサワフォントを導入した経緯、導入後の教育現場からの実際の反響などを、法人事業部の植松繁氏に伺った。
美術・デザインの分野を中心に多種多様な角度から学生を育成し、レベルの高い人材を輩出し続けている武蔵野美術大学。その中でも、タイプフェイスやタイポグラフィの授業に力を入れる視覚伝達デザイン学科、基礎デザイン学科、デザイン情報学科のデザイン系3学科が、2019年より「MORISAWA PASSPORTアカデミック版」を1年次の全学生に導入した。学内のPCとともに学生個人のPCに書体を入れることを選択した背景と、この先期待することについて、時代とともに変化する学生たちの学習環境も踏まえながら、各学科の3名の教授にじっくりとお話を伺った。
ICT活用エバンジェリスト育成研修を数年に渡り実施し、さまざまな最新の情報を取り入れた先進的な教員研修を企画して、県内の教育の質を向上させるプロジェクトを実践している奈良県教育委員会。 県全体のユニバーサルデザインフォント(以下、UDフォント)活用することを目指す取組みが2017年度末より始まった。学校教育にUDフォントを取り入れる意義、目指すビジョンを伺った。
国内トップクラスの資産運用会社、三井住友アセットマネジメント株式会社。 取り扱う金融商品は200を数え、その内容も多岐に渡る。「運用責任を全うする」という企業姿勢のもと、ユニバーサルデザインによるわかりやすい資料作成を推進し、UD書体を採用している。
将来のヴィジュアル・コミュニケーションを担う人材を育成することを目的としている、武蔵野美術大学・視覚伝達デザイン学科。同学科はこれまで培ってきた伝統を活かし、基礎を鍛えながら、印刷物・映像・デジタルメディアなど、多様な広がりを見せる表現形態とコミュニケーション、テクノロジーを交差させた教育を行っている。同学科の白井敬尚教授に、MORISAWA PASSPORTのメリット、そしてアカデミック版への期待についてお話を伺った。
年間およそ2億冊のカタログを発行する大手通信販売会社の株式会社ニッセン。年間総ページ数1万ページ以上 といわれるカタログの制作には、協力会社100社以上が関わっており、そこではフォント環境の共通言語として 「MORISAWA PASSPORT」が採用されている。
エンゼルのトレードマークでおなじみの森永製菓株式会社では、製品パッケージに必須な原材料等の表示に、 モリサワのフォントを使用している。消費者の間での食の安全に対する関心の高まりにともない、表示する内容 が年々増えているほか、幅広い層の人にとっての「読みやすさ」が求められている。そこで森永製菓では、表示に 用いるフォントを順次UD書体に置き換えている。
新年の挨拶として毎年当たり前のようにやりとりされていた「年賀状」。しかし、EメールやSNSで年始の挨拶を 済ませる人が増え、年賀状を出さないという人も増えている。そんな中、郵便事業株式会社では年賀特設サイト 「郵便年賀.jp」を開設するとともに、独自の年賀状作成ソフト「はがきデザインキット」をリリース。同ソフトには モリサワフォントが搭載されている。
株式会社毎日コミュニケーションズが発行する「Mac Fan」は、1993年4月に創刊した老舗のApple製品専門誌だ。 そのMac Fan編集部が、2010年6月号で誌面をリニューアル。制作ワークフローの面では、Adobe InDesign CS4 を導入するとともに、MORISAWA PASSPORTを採用した。編集部やデザイナーが「読者が気づかないような ところで、読みやすくした」と語るリニューアル作業の内側について伺った。
数ある自治体の広報紙で、最初にモリサワUD書体を採用したのが宮若市の広報紙「宮若生活」である。UD書体のリリース直後、2009年11月号に採用されて間もないが、市民からの反響も高いと言う。今回の取材では、広報紙に対する考え、UD書体の採用に至るまでの経緯を伺った。
葛西薫、大貫卓也、佐藤可士和といった著名なアートディレクターを輩出している、多摩美術大学グラフィックデザイン学科。同学科おいてタイポグラフィを教える山本政幸准教授に、教育者として、そしてタイポグラフィ研究者として、学生が多彩な書体に触れることの意義について伺った。
独自の産学連携システム、プロと同じソフト・ハードで最高の学習環境を提供し、学生たちをサポートするHAL。 CGデザイン学科において、プロの環境を整えるということは単に最新の機器を揃えるということだけではない。学生 たちに開放されているビジュアルデザインスタジオでは、全てにMORISAWA PASSPORTが導入されている。
長崎市の広報紙である『広報ながさき』は、市民と行政をつなぐ大切な媒体として、10年以上前からDTPで 制作されている。制作環境の移行に伴い、フォント環境はMORISAWA PASSPORTが紙面制作の基幹 の一役を担っている。
文字を題材としてさまざまなグラフィック作品を生み出してきた、秀親氏と塚田哲也氏のデザインユニット「大日本タイポ組合」。エディトリアルデザインを手がけるようになったことがきっかけで、MORISAWA PASSPORTを大いに活用するようになった2人は、書体の選択肢が広がっただけではなく、OpenTypeのメリットも感じているという。
多くの若手デザイナーやデザインを学ぶ学生たちがあこがれの存在として名を挙げる、ブックデザイナーの祖父江 慎氏(コズフィッシュ代表)。InDesignの合成フォント機能とMORISAWA PASSPORTによって、ブックデザインはさらなる自由を手に入れたという。
印刷ビジネスに軸足を置いたクリエイティブ企業である不二印刷株式会社は、MORISAWA PASSPORT を導入することで、新世代DTP環境への移行を円滑に推し進め、合理的かつ効率的な制作環境構築を完了するとともに、企業経営における大きなリスクと考えてきたフォントのライセンス管理を簡素化することで、より 強固なコンプライアンス経営を実践している。
全国でデザイン、音楽、動物系専門学校など22校を運営する滋慶学園COMグループ。 中でも産学協同教育を実践する「大阪コミュニケーションアート専門学校」および「東京コミュ ニケーションアート専門学校」では、グラフィックデザインやイラストレーション等の授業で MORISAWA PASSPORTを導入している。教室のMacで使える書体が大幅に増えたことは、 デザインを学ぶ学生からも好評だ。
授業がない時間帯でも開放され、多くの受講生たちが課題制作に取り込んだり、グループ 制作のディスカッションに励んだりしているデジタルハリウッドMac 教室。グラフィック デザインの授業で使用されるMac にはMORISAWA PASSPORT が導入され、授業や 課題制作の中で活用されている。その導入の背景について伺った。
多くの若者や、いちど社会に出たがやはり「デザイナーになりたい」と思う人たちが通い、 デザインを学ぶ場である「スクール」において、文字は重要な役割を果たしている。学ぶ 過程でどれだけの文字と出会えるかが、デザイナーとしての文字の審美眼の基礎となると 言っても間違いない。
仙台市の広報紙である「仙台市政だより」を制作する仙台市役所広報課では、昨年の8月号よりWindowsによるDTPシステムを導入した新しい紙面作りに成功している。日常の業務をこなしつつ、取材からレイアウトデザインまでをこなす仙台市役所広報課にDTPの導入から発行に至る まで背景を伺った。
パッケージデザインからイラストレーション制作など創作活動にとどまらず、執筆活動や美術大学の講師までこなすマルチクリエイターの海津ヨシノリ氏。DTPの黎明期から活躍する氏がどのようなビジョンを持って創作活動をしているのか。また、氏の創作活動にモリサワパスポートがどのように役立っているかをたずねてみた。
バタフライ・ストローク・株式會社は、以前よりラフォーレ原宿やコカコーラなどの有名企業の広告を数多く手がけるなど、広告業界をリードするデザイン会社だ。今回、同社の取締役社長でアートディレクターでもある青木克憲氏にデザインにおけるフォントの役割についてお話をうかがった。
私たちが日頃目にする出版物はデザイナーの手によって加工された結果だ。デザイナーは、読み手が想像を より膨らませられるように「文字の羅列」から「読み物」へと変化させる。モリサワパスポートは、デザイナーの インスピレーションを膨らませる重要な役割を果たしている。
主にビジネス系企業をターゲットとしたデザインを手がけるエスエスワンでは、最新のシステムをインストールしたマシンを用意し、常にクライアントの要望に応えるべく環境を整えている。フォントが最優先されるデザインワークの中でモリサワパスポートも重要なツールのひとつだった。
新聞の折り込み広告はネットが発達した今も庶民の重要な生活情報源だ。最新の情報を家庭まで直接 届けることができるとあって、各スーパーでは折り込み広告に力を入れている。消費をうながす質の高い デザインが求められる制作現場では、フォントも重要なアイテムのひとつだ。
今や書店の棚には、PC・IT関連書籍がところ狭しと並べられている。日々進化するPCの世界で、常に最新の情報が求められている証しだ。毎日コミュニケーションズでは、新しいDTPソリューションを導入し、生産効率を向上させることに成功した。そのワークフローの一端をモリサワパスポートが支えている。