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JP2022・印刷DX展レポート!

カテゴリ:イベント

毎年恒例「JP2022・印刷DX展」に出展しました

会場のインテックス大阪

皆さん、はじめまして。
この度、新しくブログメンバーに加わることになりました
「秀(しゅう)」と申します。
初ブログとなりますが、今後ともお見知りおきください。

さて、5月の風薫るすがすがしい陽気もあと少し、梅雨の時期になってまいりました。そろそろ本格的に衣替えが必要ですね。
今は朝夕の寒暖差がありますが、そのうち「暑い・暑い」という毎日になり、暑さに身体が慣れていないので熱中症対策に気を配りたいものです。

そして今回は毎年恒例のJP展こと「JP2022・印刷DX展」にモリサワが出展しましたので、そちらのレポートをお届けします!

1. JP2022・印刷DX展の概要

昨年から「印刷DX展」と名称を変更して開催された46回目の「JP2022・印刷DX展」は、「ワークフローの最適化が拓く新しい印刷様式」がテーマです。 今後の印刷産業の成長を図る上で、各社が変化に取り組むことの重要性とともに、企業間や異業種との連携も視野に入れたDXの導入による生産集約を実現し、差別化戦略を構築することを提案しています。

具体的には、印刷産業においてDXをどのように捉えれば良いのかを出展社と来場者の情報交換によって考察する場となるように展示会自体が構成されており、印刷産業が直面する課題を解決することを目指しています。

展示会場は、①管理系システム、②ソフトウエア系システム、③ハードウエア系システムに分けて構成されていました。

2. 企画展示エリア

企画展示エリアとして設けられた「販促アイデアグランプリ」があり、全出展社の3分の1以上が印刷関連業界の参加で、各社が最新のサービス内容や受発注の体制を提示していました。名刺やDMなどバリアブル印刷の提案の他に、特殊印刷や加工技術により斬新な質感や表現を可能とし、新たな付加価値を生み出す実例を示していました。
また受注の形態がWeb入稿・Web校正などの非対面、一貫したワークフロー化に移行している様子も窺い知ることができます。

さらにペーパーメディア以外の新たな市場への印刷産業の拡大を提案しているブースもあり、来場者の方々が自社のビジネスモデルと重ね合わせ、新たな事業展開のアイデアを得る良い機会になったことでしょう。

それを裏付けるように、POD関連の各ベンダーは、インクジェットのPOD機器の展示もさることながら、入稿から出力・検査までを一環したワークフローとしてオートメーション化・見える化、さらにデータや情報の一元管理を根底にMAとの連携を提案していました。
非対面による入稿・校正、MAによる効果・傾向分析、需要測定、ワークフローの一元化による効率と省力化を図り、さらには出力(納品)物のデータ管理など、オンデマンド印刷・バリアブル印刷は、今や起案・入稿から出力・納品、効果分析までのトータルシステムとして捉える段階となったようです。

3. モリサワブースのご紹介

モリサワブースのご紹介

モリサワブースでは、「UD書体」・「MCCatalog+(エムシーカタログプラス)」を中心に、MORISAWA PASSPORTサーバアプリケーション用フォントライセンスRISAPRESSシリーズなどをそれぞれパネルにてご紹介しました。

◆MCCatalog+~多言語ユニバーサル情報配信ツール~

「MCCatalog+」は、すでに全国で200以上の自治体で採用されているユニバーサル情報発信ツールですが、自治体に限らず、シームレスに多言語の情報発信が求められる様々な分野や環境で注目されるとともに導入が進んでいます。

その特長は印刷データをもとに簡単にデジタルコンテンツが生成でき、さらに手間をかけずに配信までを可能としている点です。外国人にも配慮した自動翻訳エンジンとの連携によって10言語での多言語配信は音声読み上げにも対応しており、動画・音声・Webリンクなどの埋め込みは紙面では伝えきれない情報や魅力をより豊かに表現することも可能です。

緊急時には迅速にプッシュ通知で確実に必要な情報を伝えることができる点も「MCCatalog+」運用の安心感と言えるかもしれません。

閲覧には「Catalog Pocket(カタログポケット(通称:カタポケ)」という専用ビューアから、電子配信された広報紙などをご覧いただけます。

※Catalog PocketはApp StoreやGoogle Playから無料でダウンロードできます。
 また、ブラウザ版もございますのでご興味のある方はぜひご覧ください。

 

以前のブログでも紹介しています!

◆オンデマンドプリンティングソリューション

20周年を迎えたRISAPRESSシリーズは、年表を示したパネルでの展示となりましたが、この20年を振り返るとPODにおける機能の向上もさることながら、品質の向上や高速化、運用範囲の広がりも読み取れる内容となっています。

→RISAPRESS20周年についてはこちら

◆フォントソリューション

フォント製品については広くご利用いただいており、既に「MORISAWA PASSPORT」にも搭載されている2021年新書体と共に、2022年度リリース予定書体を先行公開にてご紹介しました。
また、WebサイトでもUD書体や表現力のある書体をストレスなく活用いただくためのWebフォントサービス「TypeSquare(タイプスクエア)」、さらにはコロナ禍でますます普及が進むWeb to PrintやWebアプリなどのネットビジネスでも多様なフォントを利用いただくための「サーバアプリケーション用フォントライセンス」もご提示し、今回は株式会社オンデオマ様の『印刷部ドットネット』を導入事例としてご紹介しました。

4. 他社様の注目製品!

今回の展示会で興味を引いた製品をひとつご紹介すると、コニカミノルタジャパン様のブースで紹介されていた「EX感性」(参考出展)です。印刷データを最先端の感性脳工学の力を借りて分析し、人がデザインに対して「どう感じているか」を測るツールです。チラシやパンフレットの場合、配布地域や対象者により感性は異なってくるものと思われますが、MAツールが「いつ」「誰に」「どのような内容」のDMを届ければ良いかを提示してくれるとすれば、この「EX感性」はデザインの定量化という発想でDMなどの効果の価値を示してくれるツールとなることでしょう。

コロナ禍という環境の変化もひとつのきっかけとなり、一つひとつのアイデアが実体化する昨今にあって、来年のJP展がどのような未来を魅せてくれるか、ますます期待感を抱かせてくれた「JP2022・印刷DX展」でした。

それでは皆さん、また次回もお楽しみに~

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