Windows 10 2004以降/Windows 11の注意点
Windows 10 2004以降/Windows 11の環境におきまして、下記の現象が確認されております。
Windows 10 2004以降/Windows 11のバージョンをご利用の際には下記内容を元にご対応をお願いいたします。
【A】対象製品
- MC-Smart(Ver.3.60/4.00)
- MVP(Ver.7.20)
※記載より前のバージョンはサポートを終了しておりますのでご了承ください。
【B】現象・原因
◎現象1
- Windows 10 1909以前をご利用で、Windows 10 2004以降にアップデートできない
- Windows 10 2004以降/Windows 11でソフトウェアをインストールする際にブルースクリーンが発生、またはインストール途中にプログラム互換性アシスタントの警告が表示される
[原因]
弊社ソフトウェアが認証に利用しているSentinel HASPドライバ(タレス・グループ製)が、未対応のため発生しております。
◎現象2
- 利用時に意図しないフリーズが発生する
[原因]
Windows 10 2004以降/Windows 11で新バージョンになったMS-IMEを利用している場合、動作に問題が生じる場合があります。
※Microsoftより一部の問題を解決したとの報告は出ておりますが、完全には解消されていない模様です。
【C】ご利用のPCでWindowsバージョンを確認する方法
Windows 10の適用バージョンについては以下の方法でご確認ください。
- スタートメニューを右クリックし、「ファイル名を指定して実行」をクリックします。
- 「winver」と入力し、Enterキーを押します。
- 表示される画面の「バージョン」と、Microsoftのサイトに記載されるリリース情報を参照して利用バージョンを確認します。
Windows 10 リリース情報はこちら
【D】Windows 10 2004以降/Windows 11で利用する場合の設定
必ず以下を実施してください。
※既にWindows 10 2004以降にアップデート済、またはWindows 11をご利用の場合も実施いただくようお願いします。
※ブルースクリーンが発生した状態の場合、再起動後に実施してください。
【D-1】Sentinel HASPドライバをVersion 8.31にアップデートする
- Sentinel HASPドライバの更新版をダウンロードします。(zip圧縮されていますので展開してください)
更新版ドライバのダウンロードはこちら - 「HASPUserSetup.exe」を右クリックし、「管理者として実行」をクリックします。
- 画面に従ってインストールを行います。
- インストール完了後、Windowsの再起動を行います。
※「MC-Smart 4.00」のインストールでブルースクリーンが発生した場合のみ、再起動後に下記の修復ツールをダウンロードし、実行してください。
(ダウンロード後、ZIPファイルを展開したフォルダ内にある.batファイルをダブルクリックして実行します)
修復ツールのダウンロードはこちら - 弊社ソフトウェアのインストールを行います。
※インストール済み、またはインストール途中でブルースクリーンが発生していない場合は不要です。 - Windows 10 2004以降へアップデートを行います。
※既にアップデート済/Windows 11の場合は不要です。
【D-2】Windows 10 2004以降/Windows 11で、MS-IMEを以前のバージョンに戻して利用する
- スタートメニューをクリックし、「設定」を選びます。
- 画面中央にある検索ダイアログで「IME」と入力し、表示される「日本語IMEの設定」をクリックします。
- Microsoft IMEの画面が表示されたら「全般」をクリックします。
- 設定画面の最下部にある「互換性」に用意されている「以前のバージョンのMicrosoftIMEを使う」をONにします。
- 改めてソフトウェアの動作をご確認ください。(OSの再起動は不要です)
※Windows側で互換性が改善した場合、本操作は不要です